AVILEN、山口県のAI人材育成プロジェクトを連続支援

AVILENが支援する山口県のAIトランスフォーメーション

株式会社AVILEN（以下、AVILEN）は、2024年より一般財団法人山口県デジタル技術振興財団が進める「AIトランスフォーメーション人材育成事業」の支援を2年連続で決定しました。

人材育成の背景

本プログラムの目的は、地域社会が抱える課題を解決できる実用的なAI人材を育成することです。特に、AVILENは、自社の生成AI技術を活用し、ただ単にAIを使うのではなく、地域で問題解決を推進できる人材を育てるカリキュラムを設計しています。2025年度にはプログラムがさらに更新され、参加者はより実践的なスキルを習得することが期待されています。

プログラムの主な概要

この育成プログラムは、2025年10月から約半年にわたり実施されます。以下はその主な内容です：

- 事前研修: DXリテラシーや生成AIの基本知識をEラーニングで学び、スキルを可視化するためのアセスメントも実施。
- 集合研修: 社会課題を発見し、仮説立て、アイデア創出、企画書作成、プレゼンの練習を段階的に行う内容。
- グループ面談: 専門講師が各チームに付き、課題深掘りや視点整理を支援。
- 発表会: 各チームがAIを用いた課題解決型の企画を発表し、実装可能性の高いものは実現に向けて進む。
- 講演会: AIと生成AIに関する最新動向を外部有識者が講演し、知見を共有。

今年度の強化ポイント

今年度のプログラムでは、特に以下の3点が強化されます：

1. 生成AIの実践活用: 最新の生成AIツール（例: SoraやVeo3など）を利用し、すぐに業務で応用可能な知識を育てます。
2. グループ面談の新設: 各チームに専門講師のサポートが加わり、企画が停滞せず進められる体制を強化。
3. 出口設計の強化: 研修終了後も、受講者とアフター面談を行い、特に実装に向けたサポートを行います。

プログラム参加応募について

プログラムは山口県内の企業や団体の職員、デジテック for YAMAGUCHIの会員が対象で、定員は約30名。参加費は無料で、応募受付は2025年9月19日まで行っています。申込多数の場合は、抽選で受講者が決定されます。

AVILENと山口県デジタル技術振興財団の素晴らしい共同プロジェクトは、地域の活力を高める一助となることが期待されています。AIを使いこなす人材が育つことで、山口県がさらにデジタル化に向けた進展が進むことを願っています。