ウェブセミナー『重症度、医療・看護必要度』のご案内
ヴェクソンインターナショナル株式会社は、2025年6月30日からオンラインセミナー『重症度、医療・看護必要度 評価者及び院内指導者研修』を開始します。この研修は、日本臨床看護マネジメント学会と共催で実施され、毎年多くの参加者を集める人気のプログラムです。
研修の目的
現代の看護業界では、評価基準の変更や医療機関に求められる機能が増す中で、正しい看護必要度を理解することが重要です。この研修では、複雑な看護必要度を分かりやすく解説し、参加者が自身の医院内での実践に役立つ知識を身につけられることを目指します。
地域医療構想とその意義
近年、地域医療構想が進む中で、病院の機能強化が求められています。2024年度からの診療報酬改定に伴って、病院が地域包括ケアシステムの核となるために必要な機能として、以下の4つが指定されています:
1. 高齢者救急機能
2. 在宅医療連携機能
3. 急性期拠点機能
4. 専門等機能
これらの機能を具現化できない病院にとって、地域での存続が困難になることが懸念されています。この状況において、看護必要度の効果的な活用が求められており、研修参加はその第一歩です。
看護必要度データの重要性
看護必要度データの利点は以下の通りです:
- - 患者の状態把握:必要な看護サービスの内容と量の見積もりが可能です。
- - 医療機関の機能評価:患者の状態を通して医療機関の機能を説明できます。
- - 効率的な人員配置:看護師の適正な配置を促進します。
- - 地域連携の強化:他の医療機関とのデータ共有によって、地域医療全体を向上させます。
研修プログラムとスケジュール
研修は四つのステップで構成されています。ステップ1では事前課題があり、アンケートを通じた準備が求められます。ステップ2では、オンライン講義を視聴し、さらにその内容を基にステップ3でテストを実施します。最後にステップ4では、得られた知識をもとに事後課題に取り組みます。
プログラム内容
- - 医療における評価意義
- - 地域医療構想の理解
- - 看護必要度の基礎評価
- - 院内研修の進め方
- - 適切な人員配置と地域連携のマネジメント
講師陣
この研修には、兵庫県立大学の筒井孝子教授や、学会の理事長である嶋森好子氏など、経験豊富な講師が参加します。
お申し込みの流れ
参加希望の方は、定員に達し次第申し込みが終了するため、早めの手続きをおすすめします。詳細はヴェクソンインターナショナル株式会社の公式サイトにアクセスください。
研修活用のための書籍紹介
『最新看護必要度 − マンガでわかる − (2024年度 診療報酬改定対応)』もぜひチェックしてみてください。この書籍は、看護評価の理解を助ける優れたテキストとして、院内や各種研修に役立てられることでしょう。
ヴェクソンインターナショナル株式会社では、今後も医療従事者のスキル向上を目指し、質の高い研修コンテンツを提供してまいります。