haccobaの新たな挑戦
福島県南相馬市に位置する株式会社haccobaは、2023年に創業5周年を迎え、特別な実験企画として新しい750mlサイズのクラフトサケを発売します。この商品は、名前もそのまま「haccobaの未来を左右する酒」です。これまで500mlのシャンパン瓶での販売が主でしたが、消費者が求めるニーズをしっかりと受け止めるために、瓶のサイズを拡大しました。
消費者参加型の酒づくり
今回の挑戦は、単なる新商品ではなく、消費者との対話を重視したものです。「お酒の瓶、大きいのと小さいの、どちらが嬉しい?」という素朴な問いかけを通じて、消費者が自分たちの意見を投票する機会を提供します。商品の裏ラベルにQRコードがあり、オンラインで簡単に参加できる仕組みとなっています。この新たなアプローチは、消費者とメーカーとの距離を縮め、より一体感のある酒づくりを志向しています。
haccobaの理念
創業以来、haccobaは自由な酒づくりを追求してきました。かつて日本で多様な原料を用いられた家庭酒「どぶろく」の文化からインスピレーションを受け、法律や制度の枠を超えたクリエイティブな酒造りに挑んでいます。haccobaは「ジャンルを超えた酒づくり」をモットーに、独自のスタイルでお酒を提供しています。
新商品の詳細
「haccobaの未来を左右する酒」は、今季新たに登場した定番酒「kasu [sansho lemonade]」の2ndバッチとして、山椒レモネードの粕を使用しています。これにより、さっぱりとした飲み口と、グリーンカルダモンのアクセントが加えられ、食事との相性も良い仕上がりになっています。また、有機栽培米の「雄町」を贅沢に使用し、冷やしても温めても楽しめるお酒です。
購入情報
この750mlサイズのクラフトサケは、2025年7月18日(金)に発売予定です。販売価格は2,420円(税込)で、haccobaのオンラインストア及び各取り扱い店舗で購入可能です。販売期間は2025年7月から、在庫がなくなり次第終了となります。
haccobaについて
株式会社haccobaは、2021年2月に設立された酒蔵で、原発事故の影響で人口がゼロになった地域での復興を目指しています。「酒づくりをもっと自由に」という理念のもと、地域文化と酒づくりの自由を取り戻すために日々努力を重ねています。
公式WebサイトやSNSでも、多くの情報を発信しているので、ぜひチェックしてみてください。今後のhaccobaの未来、そして新たな挑戦にご期待ください!