SBテクノロジー、革新的なセキュリティ監視サービスを発表
コロナ禍以降、企業の働き方は大きく変わりました。出社とテレワークを併用したハイブリッドワークが広がる中、安全なネットワーク環境の整備がますます重要となっています。そこで、SBテクノロジー株式会社(東京・新宿区)が新たに提供を開始したのが、Cato Networks社の「Cato SASE Cloud Platform」に対応したセキュリティ監視サービス、「MSS for Secure Gateway(Cato)」です。2025年4月21日からこのサービスが展開されることが決まりました。
新サービスの内容とは?
この新しいサービスは、SBテクノロジーの高度なセキュリティアナリストが、顧客のCato SASE Cloud Platformを24時間365日体制で監視します。セキュリティアラートをチェックし、的確に状況を把握することができるため、インシデントが発生した際も迅速な対応が可能です。これにより、企業はウェブを介した様々な脅威から保護されることになります。この新サービスには、以下のような特長があります。
- - プロアクティブコントロール: インシデントが発生した際、Cato SASE Cloud Platformによる自動解析・遮断と共に、他のMSS監視対象製品を活用し追加調査・対策を行います。
- - サンドボックス検知結果解析: インシデントの影響範囲やリスクに基づいた詳細な調査が可能で、推奨される対処内容を提案します。
- - オンデマンドリサーチ: 顧客からの不審情報に対する調査を実施し、結果を報告します。
- - ホワイトリスト登録代行: 必要に応じて、顧客が依頼したURLを評価し、ポリシー例外を設定します。
これらの機能を活用することで、企業はセキュリティ面でのさらなる強化を図ることができるのです。また、特に注目すべきは、コロナ以降の働き方の多様化に伴い、ゼロトラスト環境のニーズが高まっていることです。SBテクノロジーは2024年8月からCato SASE Cloud Platformの取り扱いを開始し、今回お客様の要望に応える形で新サービスを発表しました。
なぜ今セキュリティ監視が必要なのか
働き方や業務のスタイルの変化から、企業はこれまで以上に自社のセキュリティ環境を見直す必要が出てきました。特に、リモートワークが普及し、インターネット上での業務が増える中で、企業は新たな脅威にさらされています。この背景には、情報セキュリティに対する意識の高まりがあると言えるでしょう。国内のSWG(Secure Web Gateway)市場においても、需要が拡大しており、特に大企業や中堅企業を中心に今後さらなる成長が見込まれています。
このような状況下で、SBテクノロジーは顧客のニーズに基づいたサービスの拡充を目指し、引き続き高品質なサービス提供に努めていく方針です。
また、Cato SASE Cloud Platform自体は、ネットワークとセキュリティを統合した世界初のクラウドプラットフォームとして注目されています。専用線やVPN装置が不要という特長があり、即座にセキュリティ機能が利用できるため、多くの企業にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
まとめ
SBテクノロジーは短期的なニーズにとどまらず、企業の事業成長をサポートするための幅広いセキュリティ対策を提供し続けると宣言しています。この新しいサービスは、単にセキュリティを提供するだけではなく、顧客の未来の業務効率性や安心感を支えるための重要な一手となることが期待されています。
このサービスに関する詳細は、SBテクノロジーの公式サイトでご確認ください。
MSS for Secure Gateway (Cato)