奥入瀬渓流での交通規制
2018-10-23 16:32:42
青森県奥入瀬渓流でのマイカー交通規制とエコロードフェスタのご紹介
青森県の美しい自然が広がる奥入瀬渓流では、10月25日から28日までの4日間にわたり、マイカー交通規制が実施されます。この取り組みは、自然環境の保全を目的としており、訪れる皆様の安全と環境への配慮を促進するものです。
規制される区間は二つあります。まず一つ目は、一般国道102号の惣部交差点から子ノ口交差点に至る約10kmの区間で、自動車や二輪車が対象となります。二つ目は、同じく国道102号の七曲区間から子ノ口交差点を経て青撫山交差点に至る約6kmの区間で、大型車や特定中型車の通行が制限されます。これにより、自然環境の保護活動をさらに強化し、観光客が安心して訪問できる環境を整える狙いがあります。
規制期間中の10月27日(土)と28日(日)には、「奥入瀬渓流エコロードフェスタ」が開催されます。これはエコツーリズムの一環として、マイカーでの訪問が難しい時間帯にあわせ、地元の魅力と自然環境の重要性を訪問者に伝えるイベントです。この期間、お車でのお越しを希望される方には焼山駐車場(無料)や休屋駐車場(有料)が設けられています。駐車場からは、シャトルバスの運行も予定されており、アクセスも便利です。
奥入瀬渓流は十和田八幡平国立公園に位置する自然の宝庫であり、年間約200万人が訪れる青森県の名勝地です。この地で育まれる独自の生態系や風景は、私たちが後世に引き継ぐべき貴重な資源です。そのため、官民一体となって、自然環境の保全活動や観光振興を推進する「奥入瀬渓流エコツーリズムプロジェクト」が設立され、エコツーリズムが展開されています。
このプロジェクトは、奥入瀬渓流の自然環境保全に貢献し、地域の観光産業を活性化することを目的としています。定期的に行われているマイカー交通規制は、その一環でもあり、訪問者に対しても環境意識を高める良い機会となります。観光客がこの美しい自然を楽しむことで、エコツーリズムへの理解が進み、地域の持続可能な発展につながることが期待されています。
今年も奥入瀬渓流の美しい秋の風景が、皆様をお待ちしております。交通規制にご協力いただき、エコロードフェスタの際は自然と触れ合いながら、心温まるひとときを過ごしていただければ幸いです。また、この取り組みが、奥入瀬渓流の自然価値を全国に広める契機になることを目指しています。美しい季節に、ぜひ自然の魅力を感じに来てください。
会社情報
- 会社名
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青森県
- 住所
- 青森県青森市長島1-1-1
- 電話番号
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017-722-1111