臨床心理士に必要な法律知識を深めるオンライン講義
臨床心理士の業務において、法律の知識は不可欠です。特に、メンタルヘルス関連の判例が増加している今、心理職が理解しておくべき法的な知識が求められています。このたび、臨床心理士の経営を考える会が主催するオンライン講義「心理職が知っておきたいメンタル判例解説」が開催されることになりました。
講義の概要
この講義は、法的な問題を理解することが求められる心理職に向けて、最新のメンタル事案に関する判例と、それに伴う法律知識を深めることを目的としています。特に、参加者が日常の業務で注意すべきポイントを詳しく解説する内容となっており、実践的で具体的なアドバイスを提供します。講師には、メンタルに関わる労働問題に多数の実績を持つ友永隆太弁護士が担当します。彼の豊富な経験をもとに、安心して心理職が業務を行える環境作りに貢献することを目指しています。
講義日程
このオンライン講義は2回に分けて行われます。まず第1回は10月22日、内容は「総論:メンタルトラブルの類型と裁判所の判断体系」となっており、メンタルトラブルについての基礎を学びます。続く第2回は11月2日、こちらのテーマは「各論:心理職と裁判~判例の中にみる心理職の注意点~」です。具体的な事例を通じて、心理職がどのように法律問題に対処できるかを探ります。
見逃した方のためには録画講義も提供されますので、申し込んだ方には視聴のためのURLが送られます。これにより、時間の都合がつかない方でも貴重な情報を得る機会を逃しません。
料金について
参加費用は、臨床心理士が4,000円、臨床心理士以外は5,000円となっています。この金額で、法律的な知識を深められるのは非常にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
参加申し込み
まだ空席は75名程あるため、興味がある方はぜひお早めに申し込みをしてください。参加申込みは公式ウェブサイトから行えます。
お申し込みはこちらから
組織の背景
この講義は、「臨床心理士の経営を考える会」の一環として行われます。この団体は、日本臨床心理士資格認定協会から認定を受けたものであり、心理職が企業でいかに活躍できるかを探求しています。2022年4月から施行されるパワハラ防止法により、中小企業におけるメンタルヘルス対策は急務となっており、その対策に取り組むすべての心理職にとって、この講義は必須の内容と言えるでしょう。
中小企業でのメンタルヘルス対策を考える上でも、法律や経営に関する知識は必要不可欠であり、今後の業務において役立つスキルを身につける貴重な機会となります。ぜひご参加ください。