イオンディライト、全事務所の電力を再生可能エネルギーに
イオンディライト株式会社は、2024年11月から全国にあるすべての本社および支社の電力を実質再生可能エネルギー(以下、実質再エネ電力)に切り替えることを発表しました。この取り組みは、同社が脱炭素社会の実現へ向けた一環として進めているものです。具体的には、丸紅新電力株式会社から調達した非化石証書を利用し、電力の使用によるCO2排出量を実質的にゼロにする狙いがあります。
非化石証書の活用
実質再エネ化のために、イオンディライトは2023年から東京本社を含む主要な事業所において、FIT非化石証書を導入していました。このたび、この取り組みをさらに拡大し、全てのオフィスで実施することになりました。これにより、年間で約600トンのCO2排出削減が見込まれています。
このように、電力を非化石証書で賄うことにより、企業の活動が環境に与える影響を軽減し、持続可能な社会の実現に寄与していく見込みです。
ESG経営の推進
イオンディライトは、2021年8月に策定した「サステナビリティ基本方針」に基づき、企業活動と環境、社会の両立を目指してESG経営を推進しています。加えて、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同し、透明性の高い情報開示を行っています。これを通じて、自社の環境への影響を把握し、具体的な対策を講じることで、環境負荷の軽減を実現しています。
経営理念の実践
イオンディライトは、「私たちは、お客さま、地域社会の『環境価値』を創造し続けます」という経営理念を掲げており、これを実践するためにさまざまな取り組みを行っています。脱炭素社会実現のために貢献し、企業としての持続的成長を目指す姿勢は、他の企業のモデルにもなり得るでしょう。
今後もイオンディライトは、環境へ配慮した企業活動を続け、その成果を積み重ねていくことを目指します。
会社概要
所在地: 東京都千代田区神田錦町1-1-1 帝都神田ビル
代表: 濵田和成(代表取締役社長 兼 社長執行役員 グループCEO)
事業内容: ファシリティマネジメント
公式サイト
所在地: 東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル
代表: 須田彰(代表取締役社長)
事業内容: 電気の売買およびその代理、代行、仲介
公式サイト
このように、イオンディライトの積極的な取り組みが、持続可能な未来への一歩となることが期待されます。