サンゲツが生み出す新たな働き方の拠点
株式会社サンゲツが、名古屋市を拠点に新しい価値を創造するためのクリエイティブ Hub『PARCs Sangetsu Group Creative Hub』を開設しました。そしてその注目すべきニュースとして、同拠点が『WELL Building Standard™ v2(WELL認証)』のゴールドランクを取得したことが発表されました。
WELL認証とは
WELL認証は、アメリカの国際WELLビルディング協会(IWBI)によって運営される、建物における健康とウェルビーイングを評価するための基準で、近年特に重要視されています。この認証は、建物の物理的な特性だけでなく、日常的な生活に影響を与える運動や食事、精神的なサポートなども考慮されており、健康管理の総合的な観点から建物の価値を評価します。ブロンズからプラチナまで、段階的に評価が行われ、ゴールドはその中でも高い評価に位置づけられます。
「PARCs」とはどんな場所なのか?
PARCsは、サンゲツグループが空間創造のために結集した拠点です。その設立目的は、空間創造企業としての新しい可能性を広げること。そのため、社内では健康経営を重視し、特に「こころ」と「コミュニティ」という側面での取り組みが高く評価されました。例えば、従業員が生き生きと働くためのメンタルヘルスに関する支援制度や多様性に対する理解を深めるための研修プログラムが整備されています。
さらには、PARCs自体がウォーカブルオフィスとして設計されており、リアルグリーンの設置が随所に施されています。まるで公園のようにリラックスできる環境が整備されており、創造的な働き方を促進するための工夫が盛り込まれています。
健康経営の観点から
PARCs内のカフェではヘルシーなメニューが提供され、社員の健康をサポートしています。サラダやフルーツが中心のメニューは、栄養面だけでなく、社員が安心して仕事に集中できるような環境の一部として位置づけられています。サンゲツはこれからも、仕事環境の質を向上させることで、社員のパフォーマンスやエンゲージメントをさらに高めることを目指しています。
社会的な価値の還元
サンゲツは、PARCsの開設を通じて得た知見や技術を、さまざまな形で顧客へと提供することにより、より大きな社会的価値の創造を目指します。このような価値創造のプロセスは、単に企業の利益を追求するものではなく、地域や社会とともに成長していくための基盤を築くものです。
新たに開設されるPARCsが、どのように社員の生活や地域社会に影響を与え、成長し続けるのか、一層の注目が集まります。