freee人事労務が誤打刻防止のための新機能を導入

誤打刻防止の新たな一手

最近、フリー株式会社が提供する「freee人事労務」に新しい機能が追加されました。それが、「パスワード認証機能」です。この機能によって、打刻時にパスワードが必要になるため、他の従業員のアカウントでの誤打刻や、不正な打刻を防ぐことができるようになっています。

誤打刻のリスク

これまで、従業員同士が誤って他の人のアカウントで打刻を行うケースや、他人のアカウントになりすまそうとする不正行為が見受けられました。こうした問題は企業にとって大きな負担であり、信頼性の低下を招く可能性があります。しかし、今回のパスワード認証機能の導入により、このようなリスクを大幅に減少させることが期待されています。

新機能の詳細

新機能の主なポイントは以下の通りです。
1. 打刻時にパスワード認証を要求：打刻機を使用する際に、必ずパスワードを入力しなければならなくなります。これにより、他の従業員による誤った打刻が物理的に防止されます。
2. 打刻機設定の選択肢の拡充：共有打刻機の設定においてもパスワードを設定するかどうかを選択でき、既存の直打刻機にもこの設定を追加することができます。
3. ログ機能の追加：パスワードの認証や再設定を行った履歴は、打刻機の設定画面からも確認できるため、管理者は容易に追跡可能です。

また、打刻ダイアログからパスワードの再設定が可能になることで、万が一パスワードを忘れてしまった場合でも、従業員自身が復旧手続きを行い、業務の妨げとならない工夫が凝らされています。

管理者以外の従業員も設定可能に

これまでは、打刻機の設定は主に管理者が行っていましたが、今回の機能改良により、管理者権限を持たない「打刻機権限を持つ従業員」も打刻設定ができるようになります。これにより、現場の担当者が素早く設定変更を行えるため、管理者の負担を軽減し、業務をよりスムーズに進行できるようになるでしょう。

会社のビジョン

フリー株式会社は「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、ユーザーが自由にビジネスを運営できる統合型経営プラットフォームを提供しています。パートナーや金融機関と連携しながら、オープンで柔軟なプラットフォームの構築を目指しています。これからも、より便利で効果的な機能を続々と提供していくことでしょう。