椎葉村に誕生した交流拠点施設Katerieの魅力とは
日本三大秘境の一つとして名高い椎葉村に、2020年3月に竣工した新たな交流拠点施設「Katerie(カテリエ)」が登場しました。この施設は、地域の特産品を生かしつつ、現代のテクノロジーも活用した多機能なスポットです。特に注目されるのは、椎葉村産材を使用したキッズスペースや、宮崎県初の「ShopBot」を搭載したものづくりラボです。
Katerieの基本情報
Katerieは、宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良に位置し、椎葉村の中心市街である椎葉銀座から徒歩15分の距離にあります。施設は鉄骨造の地上2階建てで、総延床面積は1820㎡。2020年7月下旬のオープンを目指し、地元の人々や観光客が集まる場所として期待されています。
機能的なスペースの紹介
Katerieでは、多様な用途に応じた空間が設けられています。例えば、子どもたちが遊べるキッズスペースや、大人が自由に作業をできるコワーキングスペースがあります。また、アウトドア感あふれる交流スペースも完備されており、自然に囲まれた環境でのリフレッシュや新しい出会いを促します。
図書館エリア「ぶん文Bun」は、椎葉村ならではの独自の図書分類法を採用しています。日本十進分類法に縛られない自由なスタイルで、訪れる人々に新しい読書の体験を提供します。そこには、鉄骨素材の洗練された書架が並び、豊富な蔵書が利用可能です。
新たなクリエイティビティを育む場
特に注目を集めているのが、ものづくりに特化したラボである「ShopBot」です。これは、米SHOPBOT社の木材切削加工機を用いて、専門的な知識がなくてもアートや家具製作に挑戦できる設備です。地元住民や訪問者は、自由に創作活動に取り組むことができ、地域のクリエイティビティを刺激することでしょう。
地域交流の新たな拠点に
Katerieは一般公開に向けてイベントも準備中です。特に、開館前には一般向けやメディア向けのプレイベントが計画されており、多くの期待が寄せられています。椎葉村は、この施設を通じて学びと憩いの場を提供し、村内外の交流を活性化させることを目指しています。
地域の人々と観光客が共に集まり、新たな記憶や出会いを生み出す場となるKaterie。雄大な自然に囲まれたこの場所が、どのようなコミュニティを形成し、どのように利用されるのか、とても楽しみです。
お問い合せ先
Katerieに関する情報や質問は、以下までご連絡ください。
〒883-1601
宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1762-1
椎葉村役場 地域振興課 企画グループ
Tel: 0982-67-3203
E-Mail:
[email protected]
これからのKaterieの活動やイベント情報については、公式ホームページをご確認ください。