TCB中上勝一朗医師の重要な研究成果
美容外科の進化は止まることがなく、日々新たな手法や研究が発表されています。そんな中、TCB東京中央美容外科の中上勝一朗医師による研究が、国際美容外科学術誌「Archives of Aesthetic Plastic Surgery」に掲載されました。今回の研究は、二重埋没法と上まぶた脱脂を同時に行った場合の術後合併症についてのもので、過去の研究に基づいて重要な結果が得られました。
背景と目的
埋没式重瞼術(BSB)は、美容外科手術の中でも特に多くの患者に行われる人気の方法です。しかし、術後に合併症が発生するリスクも存在します。そこで、上眼瞼脂肪除去術(UEL)をBSBと同時に施行することによって、術後の合併症を低減できる可能性があるのかを研究することが目的とされました。
研究方法
2024年の1年間に、TCBでBSBを施術された102名の患者を対象に後ろ向き研究が行われました。患者は、BSBのみを施術したモノセラピー群と、BSBとUELを併用したコンビネーション群に分けられ、術後合併症の発生率が比較されました。モノセラピー群には61名、コンビネーション群には41名が含まれています。
結果と考察
研究の結果、モノセラピー群での術後合併症は21.3%に対し、コンビネーション群では4.9%という結果となり、明らかに有意差が認められました(P=0.035)。特にコンビネーション群では、合併症が一例もなく、さらなる安全性が示唆されました(P=0.025)。分析によれば、UELを併用することが術後合併症のリスクを有意に低下させる独立した予測因子であることが確認されました。
患者の満足度
この研究は、二重埋没法を考えるすべての人にとって希望となるものです。術後の合併症が減少することで、患者の満足度も高まることが期待されます。中上医師は、「美容医療は患者の心身に寄与すべきであり、研究を通じてその実現に向け努力していきたい」と語りました。
まとめ
美容外科の分野において重要な一歩を踏み出した中上勝一朗医師の研究。二重埋没法と上まぶた脱脂の同時施術は、患者の術後の合併症を減少させ、より良い成果を生む可能性があることが示されました。今後の美容外科における新たな指針となるでしょう。今後の研究にも期待が寄せられます。
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TCB東京中央美容外科について
TCBは全国に104院を展開し、美容医療のリーダーとして、多様なニーズに応える施術を提供しています。患者様の「キレイを幸せに」をコンセプトに、徹底したカウンセリングを行い、理想の実現に向けてサポートする姿勢を貫いています。公式サイトには、各施術の詳細情報が掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。