中古オフィス家具動向
2024-07-23 09:22:34

2024年の中古オフィス家具市場、活況を呈する新たな動き

中古オフィス家具市場の2024年6月度の動向



株式会社オフィスバスターズは2024年6月度の「中古オフィス家具指数」を発表し、オフィス市場の活況を裏付けるデータが示されました。これは同社が毎月行っているオフィス家具市場に関する独自調査に基づいており、法人や個人の購入動向が反映されています。

市場全体の動向



2024年6月の主要5区の空室率は0.33%と減少し、賃料は35円上昇しました。有効求人倍率は1.24倍とわずかに減少し、失業率は2.6%で横ばいの状態にあります。このような状況下、オフィス市場は依然として活発に推移し、特に採用の拡大やオフィス環境改善の需要が高まっていることが伺えます。

商材別の動向



チェア



6月のチェア販売価格は246円の増加となり、前年同月比では1,493円増と顕著です。特に、オフィス家具の中でもチェアにはこだわる購入者が多く、質を重視する傾向が見受けられます。さまざまなニーズに応えるため、種類豊富な商品が求められています。

デスク



デスクの販売価格は512円上昇し、前年比では2,654円の減少となりました。6月はフリーアドレスデスクが特に人気で、一方で平デスクの需要も高まっています。全体としてはフリーアドレスデスクの利用が主流となっていることが確認されます。

書庫



書庫は依然人気のカテゴリーで、販売価格は96円上昇。特にハイキャビネットやローキャビネットの売れ行きが好調で、オフィスにおける収納ニーズが高まっていることがわかります。

ロッカー



更衣用ロッカーの必要性が続いている一方で、パーソナルロッカーの需要が高まっています。ロッカーの販売価格は1,127円の増加を記録しています。

テーブル



テーブルの販売価格は457円の減少にとどまりました。入荷数が少なく、販売量も減少している状況ですが、会議用テーブルの設置が徐々に復活しつつあります。コロナの影響からも少しずつ回復の兆しを見せています。

今後の展望



本年の5月からオフィス家具の需要に落ち着きが見られましたが、今年の市場は依然として活発で、人の入れ替わりが著しい3月と4月と比べ、オフィスの通常運営に戻りつつあります。レイアウト変更のニーズも高まっており、多くの企業がデスクやOAチェアの調達を進めています。今後の市場はやや落ち着きを見せると予想されますが、中古家具への高い関心は持続するでしょう。

調査概要



今回の調査は2024年6月1日から30日までの期間に実施され、株式会社オフィスバスターズが自社運用の販売データを基に行ったものです。調査対象は当社が取り扱うチェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブル等の商材です。

この動向はオフィスの環境改善に向けた重要な指標となるだけでなく、企業の資産管理や効率的なオフィス運営に関心がある方々に対しての貴重な情報源となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社オフィスバスターズ
住所
東京都中央区日本橋室町1丁目5-3三越前福島ビル
電話番号
03-6262-3155

トピックス(経済)

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