2026年卒「就職人気企業ランキング」男女別の魅力
2026年卒業予定の学生を対象とした「就職人気企業ランキング」が発表され、男女別のランキングが注目を集めています。運営を手掛ける株式会社学情による調査は、全国の大学3年生や大学院1年生からの有効な回答を基にしています。このランキングでは、男性と女性で異なる企業が上位に位置付けられており、そこにはそれぞれの業界の特色や学生のニーズが反映されています。
男性部門:伊藤忠商事が首位
男性部門で首位に輝いたのは、商社の中でも広範な事業を展開する
伊藤忠商事です。伊藤忠商事は近年、非資源分野に力を入れており、他の商社が資源価格の影響を受ける中でも安定した成長を見せています。特に、アパレルやコンビニエンス業界への関与が学生たちにも親しみを感じさせ、人気を集めている要因と考えられます。
続く2位には
任天堂がランクイン。ゲーム業界の強豪として知られる任天堂は、エンターテインメントを通じた影響力が魅力を増しています。同ランキング内では、7位に
バンダイ、10位に
コナミグループ、さらには
カプコンや
セガなど、ゲーム関連の企業が多く名を連ねています。特に6社が30位以内に入るなど、ゲーム業界はその人気の高さを示しています。加えて、IT領域からは
Sky(4位)、
NTTデータグループ(5位)、
アクセンチュア(20位)、
アマゾンジャパン(21位)など、多様な企業が支持を得ているのも特徴的です。
女性部門:食品業界の人気
女性部門のトップには
味の素が選ばれました。味の素は生活に密着した食品企業として、約60年にわたる歴史があり、多くの学生からの支持を得ています。続いて、12位には
ロッテ、17位には
明治グループがランクインし、女性部門には
食品関連企業が特に多く選ばれています。実に30位以内に9社の食品企業が名を連ねており、業界に対する関心の高さが伺えます。
また、マスコミ系では
東宝(4位)、
講談社(6位)、
集英社(7位)、
ソニーミュージックグループ(8位)、
KADOKAWA(9位)など、エンターテインメント関連の企業も目立っており、最上位に多く位置しています。さらに、
オリエンタルランド(2位)、
JTBグループ(13位)、
星野リゾート・マネジメント(14位)や
日本航空(JAL)(29位)など、観光やレジャー業界からも人気を集めています。
調査概要
この調査は2024年4月から2024年10月の間に行われ、全国の大学生・大学院生を対象にしています。回答方式は選択式で、最大5社まで選択できるようになっており、統計として有効性を持った結果が出されています。
学情の役割
株式会社学情は、20代や30代向けの就職・転職支援サービスを提供しており、その一環としてスカウト型就職サイト「あさがくナビ」を運営しています。若い世代に向けた多様なキャリア選択肢を提案することで、学生と企業、社会の架け橋となるべく活動しています。学生の未来を支えるために、今後もこのような調査を通じて、リアルな情報発信に努めていくことでしょう。
詳しい情報は
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