アニコム損害保険株式会社が川崎市動物愛護センターにおいて、譲渡猫室のネーミングライツを取得したことが発表されました。この契約は2025年4月1日から2028年3月31日までの3年間に渡り、愛称は「アニコムねこちゃんとの出会いルーム」として利用されます。
この取組は、川崎市(市長:福田 紀彦)の動物愛護政策の一環であり、ネーミングライツパートナーを募ることで施設の魅力を向上させ、市の資産を有効に活用することを目指しています。アニコムはペット保険のシェアが1位という実績を背景に、動物愛護の活動をより身近に感じてもらうために積極的に参加することが決まりました。
譲渡対象の猫を飼養するスペースとして設計された42㎡の譲渡猫室は、アニコムの愛称の下でさらに多くの来館者を迎え入れることになるでしょう。アニコムでは、飼い主のいない猫たちの譲渡促進を図ることを目的としています。そして、リリースされた新たな愛称のもと、より多くの猫が新しい家へと旅立つことを期待しています。
さらに、アニコムは、このネーミングライツ契約に伴い、ペットの健康管理に関する商材も提供する計画です。腸内免疫ケアや口腔ケアに関して、自社で開発した製品を通じて動物の健康を支援し、愛だん体における動物愛護の実現に寄与する姿勢を鮮明にしています。
川崎市動物愛護センターは地域の動物に対する愛護と福祉を大切にしており、アニコムの参加によってその活動がさらに強化されることが期待されています。この新たな取り組みは、動物愛護の重要性を地域に浸透させる大きな一歩となることでしょう。
このネーミングライツ契約の決定に至るまでには、公募募集(2018年4月~)、ネーミングライツ選定委員会の審査(2025年2月下旬)を経て、最終的に契約が締結されました。アニコムは、今後も川崎市の動物愛護センターの活動を支援し、人と動物が共生するより良い社会作りに貢献していく考えです。これにより、多くの猫が新たな家族との出会いを果たし、幸せな未来を築く助けとなるでしょう。