ライフログアプリ「SilentLog」、さらなる進化へ:ICJファンドなどからの資金調達で機能強化
東京都台東区に拠点を置くレイ・フロンティア株式会社は、2015年4月、ICJ1号ファンド投資事業有限責任組合と株式会社アドウェイズから資金調達を実施したと発表しました。同社が運営するiPhone向けライフログアプリ「SilentLog」は、2014年10月のリリース以来、メディアにも多数取り上げられ、順調な成長を遂げています。
今回の資金調達により、レイ・フロンティアは「SilentLog」の機能強化に大きく舵を切ります。具体的には、Apple Watch対応を含むアプリ開発の強化、企業との連携による行動情報を利用した機械学習アルゴリズムの開発強化に充当する計画です。
「SilentLog」:スマホを持ち歩くだけで、日々の思い出を自動で記録
「SilentLog」は、スマホを持ち歩くだけで、その日の行動(滞在場所、移動手段、歩行距離など)や撮影した写真を自動的に記録し、一日の出来事をまとめてくれるシンプルなアプリです。行動情報と写真が紐づけられ、まるでデジタル日記のような機能性を持ちながら、日記を書く手間を省ける点が魅力です。現在、ユーザーの約50%が40歳以上の層を占め、幅広い世代から支持されています。
未来予測も視野に:行動データ分析による新たな価値創造
レイ・フロンティアは、AR(拡張現実)アプリ開発で培った位置情報やセンサー認識技術を「SilentLog」に活かしています。同社は、スマートフォンの普及とウェアラブルデバイスの進化により、私たちの活動情報がデジタルデータとして記録・保存できるようになった現代において、「仮想と現実をつなぐ世界一のサービス」の創造を目指しています。
今回の資金調達によって、レイ・フロンティアは「SilentLog」のさらなる普及を図るとともに、独自のアルゴリズムを用いた行動データ分析を強化。単純な集計では捉えられないユーザーニーズの発見や、未来予測の実現を目指しています。
レイ・フロンティアの今後の展望
レイ・フロンティアは、技術革新を背景としたデジタル環境の変化を捉え、革新的なサービス提供を続けることで、ユーザーの生活をより豊かにするソリューションを提供し続けることを目指しています。「SilentLog」は、その取り組みの象徴的な存在と言えるでしょう。今後の展開にも期待が高まります。
関連リンク
公式ウェブサイト:http://silentlog.com/
プレスキット:
http://silentlog.com/press-kit/
App Store:https://itunes.apple.com/app/silentlog/id901679160
Apple Watch App Store:
https://itunes.apple.com/app/silentlog/id901679160&media=watch