Minatoとコリニアが新たなパートナーシップを結成
株式会社Minato(本社:東京都港区)とコリニア株式会社(本社:東京都千代田区)が、2024年11月11日にパートナーシップ契約を締結しました。これにより、両社はマーケティング・ミックス・モデリング(MMM)の手法を用いて、企業のデジタルマーケティング支援を強化します。
マーケティング・ミックス・モデリング(MMM)とは
MMMは、広告やPRなどの施策が売上に与える影響を統計的に分析する手法です。これは、ROIを最大化し、予算をより効率的に配分するために使用されます。特に現在のクッキーレス時代においては、従来のアトリビューション分析が困難となっているため、MMMの重要性が高まっています。
株式会社サイカの「MMM市場調査」によれば、日本のマーケティング担当者の認知度はまだ低く、約3割がMMMを知っているだけの状況です。しかし、2021年に導入数が約2.7倍に増加して以降、徐々にその導入傾向が進んでいます。
提携による具体的な支援内容
今回の提携によって、Minatoとコリニアはクライアントの事業成長を支援するために、最適な予算配分やROIの最大化、KPI達成に向けた伴走型のマーケティング支援を行うことを目指します。
MinatoはNetflixやMetaでの実績を活かし、マーケティング戦略の立案と実行を行っています。対照的に、コリニアは高度なデータサイエンスと分析技術に強みを持ち、企業にデータに基づく意思決定を支援しています。このコラボレーションにより、より高精度で成果重視のマーケティング分析が実現します。
今後の展望
Minato代表取締役CEO 山﨑 雄太のコメント
「コリニアとの提携により、私たちはデジタルマーケティングの分野でさらに強力な支援を提供できるようになります。特にクッキーレスの時代において、広告主が高度なデータ分析を行うことが求められています。このパートナーシップを通じて、MMMを推進し、クライアントの事業成長を力強くサポートします。」
コリニア代表取締役 小倉 朗のコメント
「この提携を通じて、データ駆動型の意思決定体制を構築し、マーケティング戦略を実践に反映させることができると確信しています。クッキーレス時代において、データ活用の重要性が高まっているため、この連携は非常に意義深いものです。」
コリニアについて
コリニアは企業の事業変革を実現するためのソリューション実装を行い、特に生成AIを活用した業務改善や新規事業開発を手掛けています。データ活用スキルを磨き、顧客に対して高い付加価値を提供することを追求しています。
Minatoについて
Minatoは、デジタルマーケティングの力で企業の製品を広めることを使命とし、幅広いマーケティング支援を行っています。特にECモールでの専門的なサポートに注力しており、シナジーを図りながら新たな価値を創出しています。今後の展開にも注目が集まっています。