障害や病気の方が自分のスタイルを実現する「キヤスク」の資金調達
2024年11月24日から始まる株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を利用して、株式会社コワードローブが新たな資金調達を開始します。この取り組みは、障害や病気のある人々が自分の好みに合わせた服を着るためのお直しサービス「キヤスク」のさらなる発展を目指しています。
キヤスクとは?
「キヤスク」は、障害や病気などの理由から着用する服に制約を受けている方に特化したオンラインお直しサービスです。ユーザーは、自身の体に合わせた既製服の改良を気軽に依頼でき、「すべての服を、あなたの服に」という理念のもと、人々のファッションの自由を取り戻すことを目的としています。2022年3月からサービスを開始し以来、多くの方から支持を得てきました。
資金調達の目的
資金調達は2024年12月9日までの募集期間中、オンライン説明会を通じて行われます。代表取締役の前田哲平氏が事業の魅力について説明し、参加者からの質問にも答えるとされています。説明会は複数回開催されるため、興味のある方は事前に参加を検討することが可能です。
特徴あるサービスの提供
「キヤスク」では、一般的なお直しサービスでは対応が難しいニーズに特化したメニュー構成を用意しています。依頼から受け取りまでを自宅で完結できるため、身体的な制約のある方でも気軽に利用できるのが大きな特徴です。また、技術と心の両面でユーザーに優しく寄り添うスタッフが、接客からお直しまでをフルリモートで提供します。これは、自身が同様の体験を持つスタッフによるサポートがあるからこそ実現できるサービスモデルです。
受賞歴とメディア出演
この事業は多くのメディアから注目されており、朝日新聞やNHKなど幅広い媒体で取り上げられました。また、数々の受賞歴も有しており、2022年度のACC TOKYO CREATIVE AWARDSでは「デザイン部門総務大臣賞」を受賞、さらにグッドデザイン賞の「グッドフォーカス賞」も獲得しています。これらの受賞を通じて、社会的な貢献を持つデザインビジネスとして評価されています。
前田哲平氏のプロフィール
株式会社コワードローブの代表である前田哲平氏は、福岡県出身のビジネスリーダーです。2000年にユニクロに入社し、以降多くのプロジェクトに携わる中で、特に障害者や高齢者がショッピングしやすい環境づくりに取り組んできました。2021年に独立して新たに設立したのが「コワードローブ」であり、従来の経験を活かしながら新しい価値を創出しています。
まとめ
「キヤスク」を通じて、すべての人々に服の自由を提供することを目指す株式会社コワードローブは、障害や病気のために自分の好みを諦めざるを得ない方々に、新たな選択肢を提供する重要な存在です。資金調達を通じて、今後の展望が楽しみです。詳細は
こちらの募集ページをご覧ください。