カーペットとサステナビリティ
2024-12-05 14:27:45

不動産ソリューションフェアで語られるカーペットの未来とサステナビリティ

不動産ソリューションフェアにおけるカーペットの役割



2023年11月20日、東京ビッグサイトで行われた「第26回不動産ソリューションフェア」において、日本リサイクルカーペット協会主催のパネルディスカッションが行われました。このイベントには、同協会の近藤会長をはじめ、複数の企業から代表者が参加し、聴衆の関心を集めました。

パネルディスカッションの概要



今回のディスカッションは、タイルカーペットのリサイクルに関する技術や市場の変遷について掘り下げました。参加者は、株式会社川島織物セルコンの遠藤氏、株式会社サンゲツの高柳氏、住江テクノの米村氏、株式会社リファインバースグループの越智氏など。事務局長の玉城氏がファシリテーターを務め、和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。

会場は定員50名を上回る来場者で賑わい、急遽追加席が設けられるほどの人気を集めました。タイルカーペットメーカーの関係者たちは、それぞれの企業が20年以上にわたってリサイクルカーペットに取り組んでいる経験をもとに、開発の裏話や市場の変化について語りました。特に、リサイクルカーペットの認知度が上がりつつある背景には、CO2削減やサーキュラーエコノミーの重要性があることが強調されました。

聴衆の関心



ディスカッションでは、聴講者がメモを取る姿が多く見受けられ、GHG(温室効果ガス)削減やサステナビリティに対する高い関心が感じられました。このような意識は、現在の企業が直面する社会的責任の現れといえます。

協会ではリサイクルカーペットのシェアを50%に拡大する目標を掲げ、廃棄されたタイルカーペットの回収をより一層強化する方向で進める意向を示しました。今後も「足もとから」始める資源循環の推進に期待が高まります。

不動産ソリューションフェアについて



不動産ソリューションフェアは、株式会社不動産経営ジャーナルが主催する展示会で、不動産オーナーや管理会社などが最新のサービスやプロジェクトを知る良い機会となっています。さらには、都市開発やテナントトラブルなど、多方面のテーマに関連するセミナーも実施され、多様な情報が提供されます。

日本リサイクルカーペット協会について



日本リサイクルカーペット協会は、カーペットのリサイクルを推進する目的で設立されました。約20年前からタイルカーペットのリサイクルに取り組み、これまでに約30万トンの循環利用を実現しています。協会は、協力体制を基盤として、業界全体の垣根を乗り越える活動を続けています。

まとめ



今回の不動産ソリューションフェアでのパネルディスカッションは、リサイクルカーペットの持つ可能性や、企業がどのようにサステナビリティを追求するのかという重要なテーマに光を当てました。これからもこのようなイベントを通じて、多くの人々にリサイクルカーペットの魅力と必要性が伝わっていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
日本リサイクルカーペット協会
住所
東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル6F
電話番号

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