和歌山・粉河地域を彩る「スタンプラリー」企画の概要
和歌山県紀の川市粉河において、1885年創業の株式会社桃谷順天館が地域活性化を目的に「うちわでめぐる粉河スタンプラリー」を開催することが発表されました。この企画は、創業140周年を迎える同社の歴史と地域への思いが込められています。
スタンプラリーの目的
本企画の狙いは、粉河地域の魅力を再発見し、それを地域に訪れる人々に広めることです。参加者は、裏面にスタンプラリー地図を印刷したオリジナルのうちわを受け取り、町内の宿泊施設や飲食店を訪れながらスタンプを集めます。最終的には、桃谷政次郎記念館を訪れることで、素敵な化粧品が当たるクジを引くチャンスも用意されています。
地域との連携
今回の企画は、粉河高校のKOKO塾生とのコラボレーションによって実現しました。KOKO塾は、高校生たちが地域活性化に向けたプロジェクトに積極的に参加する場として、2001年度から活動を続けています。塾生たちがデザインしたうちわには、粉河の魅力を伝えるための工夫が散りばめられています。さらに、キャラクター「こかワン」の可愛いイラストも盛り込まれ、多くの人に親しまれることでしょう。
スタンプラリーの詳細
スタンプラリーは、紀州三大祭の一つである粉河祭と並行して実施されます。具体的な配布時間は以下の通りです:
14:00〜17:00 粉河駅、桃谷政次郎記念館周辺
17:30〜18:00 這上坂の盆踊り会場
13:00〜17:00 粉河駅、桃谷政次郎記念館周辺
ゴール地点は桃谷政次郎記念館となり、そこではスタンプラリーの参加者がスタンプを提出し、くじ引きに参加することができます。なお、天候によっては開催の可否が判断されるため、最新の情報を確認することをお勧めします。
地元のお店を巡る楽しさ
スタンプラリーの対象店舗には、地域特産品を取り扱うお土産屋や飲食店が含まれています。参加者は、様々な店舗を訪れる中で、粉河ならではの美味しい食べ物や特産品に出会えるチャンスがあります。例えば、かにい土産物店やまる乕本店、創-HAJIME-caféなどがその一例です。訪問が楽しみになるような店舗ばかりで、地域の人々とのふれあいも期待されています。
桃谷順天館の思い
桃谷順天館は、創業以来「美と健康」をテーマに、地域の発展と共存することを目指してきました。同社の広報担当者は、地域の豊かな文化や自然に触れることは、粉河を知らない人々にも大切な経験になると力説しています。これからも、地域を知り、愛し、共に発展していくための取り組みを続けていくとのことです。
まとめ
粉河の「うちわでめぐる粉河スタンプラリー」は、地域の魅力を再発見し、楽しみながら地域経済の活性化に貢献する素晴らしい企画です。桃谷順天館をはじめ、地域で協力する高校生たちの熱意が込められたこのイベントに、ぜひ多くの人に参加していただきたいと思います。