日本語学習新時代
2020-12-11 12:24:27

インド名門大学で始まる新しい日本語学習の試み「KIWAMI Japanese」

新たな日本語学習の幕開け



インドの名門大学、ランチー大学において、日本語学習の新しい試みが始まりました。株式会社タマイインベストメントエデュケーションズが開発した「KIWAMI Japanese」が採用され、注目を集めています。

玉井式ICT教材とは



タマイインベストメントエデュケーションズは、イメージング力を育成することを目指し、さまざまな次世代型ICT教材を提供しています。特に「玉井式 国語的算数教室®」、「玉井式 図形の極®」、「玉井式 Eeそろばん®」などは、全国で約24,000人が学んでおり、教育界で高く評価されています。

コロナ禍を受けて、同社はオンラインでの双方向授業を迅速に導入し、全国の学習者に新しい学びのスタイルを提供しています。今回、国際的なビジネスでの人材育成を目指すランチー大学が選んだ「KIWAMI Japanese」は、日本語を楽しく、身近に学ぶことをコンセプトにしています。

ランチー大学の取り組み



ランチー大学はインド東部に位置する名門校で、23の学部・大学院、15の分校を有する大規模な教育機関です。世界で活躍できる人材の育成に力を入れており、特に日本企業への就職や日本でのビジネス開始を目指す学生の支援を行っています。これを受けて、今回の「KIWAMI Japanese」の採択が決まりました。

初回授業は2023年12月9日に行われ、大学の副学長や関連者が祝辞を述べました。生徒たちは終始リラックスした雰囲気の中、授業に参加し、興味を持ちながら日本語を学びました。特にクマリさん(20)は、「日本語への関心が高まった」と話し、今後の日本語能力検定(JLPT)N5合格を目指して意気込んでいます。

教材の特長



「KIWAMI Japanese」は、タマイ式が得意とするアニメを多く取り入れた教材です。ヒンディー語に通訳しながら授業が進行されるため、言語の壁を感じることなく学ぶことができます。講師たちはユーモアを交えた授業を展開し、参加者たちを飽きさせない工夫が随所に見られました。さらに、電子黒板を使用した視覚的な理解を助ける授業スタイルも特徴的です。

日本語教育の未来



タマイインベストメントエデュケーションズは、インドの国立・私立学校でも導入される「玉井式」教材を通して、教育の新しい形を模索しています。今回の「KIWAMI Japanese」の導入を契機に、日本語学習と日本とインドの文化交流が一層進むことが期待されています。

加えて、タマイインベストメントエデュケーションズは、アジア各国での教育事業にも力を入れており、グローバルな視野での人材育成を目指しています。今後の展開が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社タマイインベストメントエデュケーションズ
住所
東京都新宿区西新宿3丁目1-5
電話番号

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