ATMGが「SusHi Tech Tokyo 2026」に出展
2026年4月27日から29日に東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2026」にて、台湾のAIヘルステック企業であるLE Biomedical Corp.(以下LEBM)が出展しました。特に注目を集めたのは、薬局向けAIサプライチェーンソリューション「PharmaDemand AI」です。
大規模なグローバルカンファレンスの開催
「SusHi Tech Tokyo」は、東京都が主催するアジア最大級のグローバル・イノベーションカンファレンスであり、2026年には約770社のスタートアップが参加したとのことです。この会場には企業や投資家の約6万人が集結し、非常に活気のあるイベントとなりました。初日には高市早苗首相や小池百合子東京都知事が登壇し、イベントに対する期待と重要性を強調しました。さらに、各国の高官も視察に訪れるなど、政府レベルでの関心の高さが伺えました。
台湾館の展開とLEBMの役割
会場には台湾政府が支援するスタートアップ支援拠点が設置され、台湾館が最大規模のパビリオンとして展開されました。ここにはAI、サステナビリティ、ヘルスケアに焦点を当てた20社以上のスタートアップが参加し、革新的な技術やサービスを披露しました。台湾の彭啓明環境大臣も訪問し、出展企業への激励の言葉を送りました。
LEBMは、この台湾館において、政府が推進する「Startup Island TAIWAN」の代表スタートアップ5社の一社として出展しました。PharmaDemand AIは、台湾国内の1,200以上の薬局ネットワークを活用した実証が進められ、その有効性が国内外で評価されています。
PharmaDemand AIの機能とは
LEBMが展示した「PharmaDemand AI」は、薬局向けに特化したAIプラットフォームであり、需給予測と在庫の最適化を支援します。このソフトウェアは、消費者デジタルツイン(CDT)や販売時点情報管理(POS)データを活用し、各店舗ごとにSKU単位で7日、30日、90日先の需要を予測します。その結果、欠品リスクの低減、廃棄ロスの削減、さらには在庫効率の向上を達成します。加えて、会場ではリアルタイムで需要予測や発注の推奨を可視化するダッシュボードのデモも行われ、具体的な利用シーンが示されました。
日本市場への期待と可能性
会期中、LEBMは日本のマーケティング会社や薬局、システムベンダーと商談を行い、具体的な協業やPoC(Proof of Concept)に向けた意見交換を進めました。来場者からは「具体的な運用イメージが持てた」、「日本市場でもニーズが高いと感じる」、「薬局以外の業界でも活用できる可能性がある」という感想が寄せられました。こうした声は、LEBMが日本市場でも成功する可能性を示唆しています。
結論と今後の展望
カンファレンス終了後、LEBMの連佩瑩(シルビア・レン)会長は、日本市場に対する顧客ニーズの高さとPharmaDemand AIの特徴が多くの業界に応用できる可能性を痛感したと述べました。今後、LEBMは日本企業と連携しつつ、具体的な協働やPoCを進め、日本市場での本格的な展開を視野に入れています。これにより、医薬品流通の最適化へとつなげていくことが期待されています。
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