アベヤス花巻営業所が地域企業を支える新拠点をオープン！

アベヤス花巻営業所が地域企業を支援する新拠点を開所

2023年5月23日、岩手県花巻市に株式会社アベヤスが新たな営業所をオープンしました。中小企業の次世代経営を支援することを目的として設立されたこの拠点は、特に地域の企業に対する経営支援を強化する狙いがあります。

アベヤスは、1923年に創業し、2022年には100周年を迎えた歴史ある企業です。これまで地域の企業・学校・自治体に対し、必要な商品やサービスを提供してきましたが、近年はM&Aを経て「モノ売り」から「コト売り」へと事業形態を変革し、県南地域の中小企業への伴走型経営支援を展開しています。

新規営業所開設の背景

新たに開設された花巻営業所は、コロナ禍後の厳しい経営環境を受け、地域の中小企業が直面している課題を軽減するための拠点です。最近では、資材価格の高騰や人手不足が深刻化しており、多くの企業が経営の復調に苦慮しています。特に「ゼロゼロ融資」の返済が迫る中、売上の回復が鈍化している現状があります。

こうした外部環境に対処するためには、企業内のリソースだけでは限界があります。アベヤスは、業界の専門家との連携を強化し、持続可能な経営体制の構築を支援することが求められています。フォーバルグループの40年以上の実績を活かし、経営者に寄り添った伴走型支援を提供していくことを目的としています。

「出勤したくなるオフィスづくり」

花巻営業所のコンセプトは、リラックスしつつも集中できる空間を提供することです。「出勤したくなるオフィス」をテーマに掲げ、社員やお客様が快適に働ける環境を考慮した設計となっています。ショールームとしても機能し、訪れる人々にアベヤスの新しい取り組みを体感してもらいながら、コミュニケーションの重要性を重視した空間作りも行っています。

多様な働き方を支援するため、アベヤスでは、ICTやIOTの導入を進めています。特に「働き方分析DX」ツールを活用し、業務効率化を図る中で、「働く」を可視化する新しい試みが進められています。

DX化の進展と地元との連携

花巻営業所は、既に地元企業との関係を築いており、特にスタートアップ企業の経営支援にも力を入れています。市内の産業支援機関との連携を強化し、起業支援を通じて地域経済の活性化にも寄与しています。これにより、企業の起業から経営まで、幅広い支援が実現されています。

今後、営業所は地元の企業や市民に向けてオープンなサービスを展開し、さらなる支援の体制を整えていく方針です。アベヤスホームページでは、これらの新しい取り組みやサービスの詳細が紹介されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ

地域企業を支える新たな拠点として、アベヤス花巻営業所の設立は多くの期待が寄せられています。アベヤスは、今後も地域に密着した支援活動を展開し、持続可能な経営を可能にするさまざまな取り組みを推進していくことでしょう。特に中小企業が直面するさまざまな課題に対応しながら、一緒に成長していく姿勢が求められる時代に、アベヤスの活動は重要な役割を果たすといえます。