横浜・みなとみらいの実験
2024-12-19 10:36:24

横浜・みなとみらいで進化する都市交通の新たな実験

横浜・みなとみらいで進化する都市交通の新たな実験



神奈川県横浜市の中心に位置するみなとみらいエリアでは、新たな都市交通の在り方を模索する「グリーン・マルチモビリティハブステーション」の社会実証実験が始まります。これはアットヨコハマ、日産自動車、そしてPark Line推進協議会の3団体による共同プロジェクトで、2024年12月21日から2025年の3月23日まで実施されます。

なぜこの実証実験が必要なのか?


横浜の都心臨海部は観光やビジネスの中心地であり、多くの人が訪れます。しかし、利便性や快適性に欠ける交通インフラは、訪問者や市民にとって課題となっています。このプロジェクトは、「Zero Carbon Yokohama」の理念のもと、持続可能な移動手段を提供し、居心地よく再生された都市空間を実現することを目指しています。

実証実験の内容と目的


実証実験では、以下の2つの主要な施策が展開されます。まずは、さまざまな交通手段を統合したシェアリング型の移動サービスを提供し、地域内の回遊性向上を図るもの。電気自動車(EV)、シェアサイクル、電動キックボード、さらには免許不要の歩行領域モビリティなどを網羅した交通手段が用意されています。

次に、公共空間における「POD(PUBLIC OPTIMAL DIMENSION)」という新たな都市インフラが導入され、快適性や滞留性を向上させる施策も行われます。このPODは、居心地の良さを提供しつつ、地域の安全と安心を確保するための機能を兼ね備えています。

実施概要


事業名称: グリーン・マルチモビリティハブステーション・みなとみらい社会実証実験
実施期間: 2024年12月21日~2025年3月23日
実施場所: LIVINGTOWNみなとみらい内(横浜市西区みなとみらい4丁目2番1)
利用時間: 24時間 (滞留施設: 9:30-17:30)
* シェアリングサービス: カーシェアリング、シェアサイクル、電動キックボード、歩行領域モビリティ

参加事業者と協力


この実証実験には、多くの企業や団体の参加があります。日産自動車はEVの提供を担当し、トヨタレンタリース神奈川・横浜がカーシェアリングサービスを運営。さらに、地域活性化に取り組む横浜春節祭2025実行委員会や公益財団法人横浜観光協会なども協力しています。

期待される成果


このプロジェクトを通じて、参加者は新しい都市インフラの利便性を体験し、シームレスに連携する多様な交通手段がどのように都市の魅力を高めるのか、その実態を実感できることでしょう。また、地域の観光業やビジネスにおいても、新しい風を吹き込むことが期待されます。

詳細情報


今回の実証実験に関する詳しい情報は、公式サイトで確認できます。持続可能という未来の都市交通を、一緒に体験してみませんか。


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会社情報

会社名
株式会社アットヨコハマ
住所
神奈川県横浜市神奈川区栄町7-1
電話番号

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