マイナンバー管理の新時代:『Charlotteマイナンバー』の登場
2025年11月30日、株式会社ユー・エス・イーが新たに提供するサービス『Charlotteマイナンバー』が登場します。
この新しいサービスは、企業の労務管理において、マイナンバーの収集から社会保険、税務手続きまでをクラウド上で安全かつ効率的に処理することを可能にします。
背景と課題
マイナンバー制度が導入されて以来、人事労務担当者の業務は様々な変化に直面しています。社会保険や税務関連の手続きには、従業員のマイナンバーを適切に管理する必要がありますが、これに伴い、番号の収集や保管、利用に関して極めて厳しい管理が求められ、担当者にとって大きな負担となっています。
特に、企業がマイナンバーを利用できる範囲が法律によって厳格に規定されており、社会保障や税務手続きに限られています。このため、異なるシステムで管理している場合も、実際に手続きを行う際には毎回マイナンバーを取り出さなければならず、運用が非効率的になっていました。これを受け、株式会社ユー・エス・イーは労務業務全体を一元管理するシステムの必要性を強く感じ、今回のサービスを開発する運びとなりました。
Charlotteマイナンバーの特徴
『Charlotteマイナンバー』の最大の魅力は、その安全性と効率性の両立です。従業員からのマイナンバー収集は、スマートフォンで本人確認書類を撮影して送信するだけと非常に簡便。これにより、メールアドレスを持たない従業員でも利用可能で、書類のペーパーレス化が進み、必要情報の収集もスムーズになります。
また、電子申請データへは自動的にマイナンバーが付与される仕組みが整っています。社会保険や税務の手続きにおいて、通常、手入力や転記作業が必要でしたが、このサービスによりその手間が大幅に削減できます。申請ボタンを押すだけで、マイナンバーが自動的に紐付けられ、担当者が直接触れる必要がなくなるため、安全性も確保されます。
さらに、雇用保険や社会保険、税務に関するさまざまな手続きに対応しており、資格取得届や税務申請など、日常的に発生する書類作成の負担を軽減します。これにより、業務効率が大幅に向上することが期待されます。
管理状況の可視化
申請画面では、マイナンバーの管理状況をリアルタイムで確認できるため、作業の進行状況を把握しやすく設計されています。これにより、担当者はマイナンバーシステムを何度も開く必要がなくなり、一層の業務のスムーズな運営が実現します。
高いセキュリティ基準
『Charlotteマイナンバー』は、マイナンバーの収集、保管から手続きまでを一元化し、情報漏洩リスクを大幅に削減します。また、管理者の操作ログも正確に記録されるため、特定個人情報の取扱いに関する適切な運用が行えます。システムによる自動処理を導入することで、人為的ミスも防ぎ、安心・確実な手続きをサポートします。
まとめ
労務業務のDX化を支援する『Charlotte』シリーズは、1970年の設立以来、人事・給与のデータを活用したシステムを提供しており、今回の『Charlotteマイナンバー』の導入により、より安全かつ効率的な労務管理の実現が期待されています。デジタル化が進む時代において、この新サービスが企業の働き方を大きく変えることになるでしょう。