子供から大人まで楽しめる「もよう」の展覧会が金沢で開催
国立工芸館(金沢市)で、2026年7月3日から9月23日まで、「こどもとおとなの自由研究もようわくわく²」が開催されます。この展覧会は、日本の「もよう」に焦点を当て、工芸の魅力を幅広い年齢層に届けることを目的としています。展覧会では、約140点の近代・現代工芸品が紹介され、さまざまな「もよう」の形成とその背景を探ることができます。
“もよう”の不思議
「もよう」とは一体何なのでしょうか。単純に「シンプルこそ美しい」といった主張がされることもありますが、もようは決して消えることのない存在です。花や鳥、風や月、また身近な日用品にも、その全てに何らかのもようが存在しています。どんなもようにも、製作者やその周囲からの愛や願いが込められており、観る人にわくわく感を与えます。
本展では、特に工芸品に用いられるもようについて、その歴史的な背景も合わせて展示されています。訪れることで、もようのもたらす歓びや魅力を感じ取ることができるでしょう。
展示室の紹介
展示室1: 日常を彩るもよう
生き物たちへの愛情がもたらす日々の輝きを表現した展示室。多くのもようが自然界からインスピレーションを受けており、各々の作品には作家の「願い」が込められています。自然から受け取った「もよう」がいかに私たちの生活を彩るのかを知ることができます。
展示室2: 様々な構成を楽しむ
ここでは、工芸品の多様な形状や構成の魅力に焦点を当てています。あらゆる作品が持つ独特のリズムやパターンが、どのように見えるかを探ることができます。具体的には、ある作品のもようを変更してみたらどうなるか、というような想像力を刺激する内容です。
展示室3: 技術と過程から生まれるもよう
匠の技術や深い理解が全体を引き立てる様子が観察できるスペースです。各作品の中には、緻密な計算と大胆さが共存する数々の「事件」が潜んでいます。特に職人たちの手仕事の過程は、見る人に感動を与えることでしょう。
特別展示: ポケモンの新作
展覧会では、2023年に開催された「ポケモン×工芸展」とのコラボレーション作品も登場します。特に、江戸小紋にあしらったポケモンの新作が見どころです。これまでの人気作品と今回の新作を一緒に楽しむことができます。
特別企画: たんけんキット
中学生以下のすべての来場者には「たんけんキット」が配られます。このキットにはワークブックや可視化ツールが含まれており、楽しみながら賞翫に挑戦できます。また、夜間開館の日には、大人もこのキットを体験することができます。
周年企画: 芹沢銈介特集
展覧会の同時開催として、もよう作りの天才、芹沢銈介の特集展示も行われます。代表作となる屏風から小さな下絵まで、彼の多様な作品を一同に展示します。
開催概要
- - 会期: 7月3日(金)~9月23日(水・祝)
- - 開館時間: 9:30~17:30(週末は20:00まで開館)
- - 入館料: 一般1000円(900円・団体料金あり)
- - 会場: 国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
- - 問い合わせ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
この展覧会は、工芸のもようを通じてさまざまな感動を味わう絶好の機会です。ぜひ足を運び、魅力的な「もよう」の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。