温かい昼食を子どもたちに！地元食材のスクールランチが20万食突破！

地域の食を支える温かい取り組み！コープさっぽろのスクールランチが20万食を突破！

北海道の生活協同組合コープさっぽろは、2021年9月から様似町、2022年4月からは愛別町、初山別村で、子どもたちに温かい昼食を提供する「スクールランチ」事業を行っています。2024年5月末時点で、提供食数は20万食を突破しました。

この取り組みは、様似町からの「学校にお弁当を届けてもらえませんか？」という相談がきっかけでした。当初は弁当宅配を検討していましたが、子どもたちに温かい食事を提供したいという想いから、コープさっぽろが持つノウハウを生かして、温かいスクールランチを提供することになりました。

地元の食材を活かした、子どもたちのためのランチ

スクールランチでは、地元の食材を積極的に使用することで、子どもたちに食の大切さや地産地消を学んでもらうことを目指しています。2021年10月からは日高のブランド鮭「銀聖」を提供し、毎年10月にはこの取り組みを実施しています。また、2024年1月からは様似町特産の「アポイ米」も提供開始しました。

温かい食事と、保護者・先生方の負担軽減

子どもたちからは、「お母さんが朝忙しくなさそうなので嬉しい」「大好きな麺類がお昼に食べられる」など、温かい食事に対する喜びの声が多く聞かれます。保護者からも「お弁当ではほとんど食べずに帰ってきていたのが、スクールランチになってからはよく食べるようになった」「お弁当作りの時間を朝食作りに使えるようになった」など、食生活の改善や時間の有効活用につながっているという声が寄せられています。先生方にとっても、給食費の回収が不要になったり、お弁当忘れ対策の負担が減ったりと、業務の効率化にも貢献しています。

安心安全な食事提供のための取り組み

コープさっぽろでは、安心安全な食事提供を徹底するため、以下の取り組みを行っています。

温度管理: 帯広にある工場で一括調理された食事は、加温カートと冷蔵カートで温度管理を行い、学校まで安全に届けられています。
アレルギー対応: 2023年4月からは、病院診断書に基づき、28品目へのアレルギー対応も開始しました。
* 注文・集金システム: スマホアプリ「トドック」を活用した専用アプリを開発し、注文や引き落としを簡単にできるようになっています。