能登から地域の未来を考える対談イベントが開催
一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)は、2025年9月26日(金)に「能登から地域の未来を考える—―復興とはなにか?」という対談イベントを実施します。このイベントでは、能登に深い愛情を持つジャーナリストたちが登壇し、地域の現状や未来について熱く語ります。
イベント概要
今回のイベントには、二人の著名なジャーナリスト、藤井満さんと前口憲幸さんが参加します。藤井さんは著書『能登のムラは死なない』で知られ、能登の地域文化を詳細に研究してきました。前口さんは北陸中日新聞の七尾支局で長年取材をしており、震災後の能登の様子を現地の「当事者」として発信し続けています。
このイベントは、今年2月に行われたトークイベントの続編となります。前回は震災当日の出来事に焦点を当てたものでしたが、今回は震災からの月日が経つ中での地域の変化や、昨年の能登半島豪雨による「二重被災の現実」にも触れる予定です。司会には農ジャーナリストの小谷あゆみさんが務め、地域復興に必要なビジョンを皆さんとともに考えます。
登壇者について
藤井満さんは1990年に朝日新聞に入社し、さまざまな地域で活動してきた豊富な経歴を持つ方です。特に、奥能登の農村の実情を深く取材し、独自の視点で文字に起こしてきました。前口憲幸さんも地域社会に強い結びつきを持ち、震災報道に関する卓越した実績を積んでおられます。
小谷あゆみさんは、地域と都市をつなぐ活動をし、農にまつわる問題に情熱を持っています。彼女の視点は、農村再生や地域振興の重要な要素を浮かび上がらせることでしょう。
参加方法と料金
参加は会場またはオンラインで可能で、料金は以下の通りです:
- - イベント参加のみ:1,500円
- - 書籍『能登のムラは死なない』+イベント参加:3,800円
- - 書籍『能登半島記(未完)』+イベント参加:4,020円
- - 書籍2冊+イベント参加:6,000円
参加申し込みはPeatixから行えます。
おすすめの方
このイベントは、地域復興、まちづくりに興味のある方、災害からの再生を考える自治体の関係者、農村地域に関わる方々、ジャーナリズムや取材に興味のある方に大変おすすめです。復興について具体的な視点を持ち帰り、地域の未来を共に考える貴重な機会です。
主催・お問い合わせ
イベントを主催する農文協の詳細やお問い合わせは、ウェブサイトで確認してください。持続可能な地域づくりのための議論に参加し、能登の未来を共に考えましょう。