伊賀市でパパが主役の子育て支援教室が開催
2024年7月20日(土)、三重県伊賀市にて「第1回いがパパっこ教室」がハイトピア伊賀の4階で行われました。この教室は、夫婦が協力して育児を行う「共育て」をテーマにした新しい試みです。伊賀市内のパパとその乳幼児、合計10組が参加し、楽しいひとときを過ごしました。
開催の背景
近年、核家族化や共働き家庭が増える中で、父親と母親が協力して子育てに向き合う必要性が高まっています。しかし、実際には父親の育児休暇取得率は依然として低く、平日の日中に行われる子育て教室には父親の参加が少ないという現状があります。そこで、土曜開所日を利用して、パパが参加しやすい環境を整えたところ、定員を超える申し込みがあったため抽選で参加者を決定しました。
教室のプログラム
参加者は生後5か月から4歳までの子どもたちで、プログラムは乳幼児の発達段階に応じた内容が用意されていました。教室の始めには、パパと子どもが一緒に楽しむ「ふれあい遊び」を行い、参加したお子さんの笑顔が会場全体を明るくしました。続くコーナーでは、「大型遊具のサーキット遊び」や「自宅でも作れる簡単な手作りおもちゃ」、「手形スタンプを使ったうちわ作り」、「乳幼児相談」、「記念撮影コーナー」と、バラエティ豊かな活動が提供されました。
それぞれのコーナーでは、普段の育児では見られない子どもたちの新たな表情や遊び方を発見する良い機会となりました。特に、カーペットエリアではパパ同士が交流する姿も見られたことで、コミュニティとしての絆も生まれました。
参加者の声
教室終了後、参加したママたちからは「カフェでゆっくりできた」といった声や、「パパお疲れ様」と労いの言葉が寄せられました。子育ては時に孤独に感じることがありますが、今回の教室を通じて夫婦間のコミュニケーションが深まったと感じる方が多かったようです。担当者は、「今回の教室は『パパが主役!』というメッセージを大切にしました」と話しました。今後もパパの視点を大切にして、次回の教室ではさらに遊びの幅を広げられるような内容を考えているそうです。
まとめ
今回の「いがパパっこ教室」は、パパが子どもと一緒に楽しむ貴重な経験を提供しました。夫婦で協力して子育てを楽しむ素晴らしさを感じる機会となり、今後もこうした催しを通じて、よりよい育児環境が整っていくことを期待しています。次回の教室に向けても、さらなる充実したプログラムが企画される予定です。
詳しくは
伊賀市ホー ムページをご覧ください。 催しについての問い合わせは伊賀市健康福祉部子育て支援室(0595-22-9665)までどうぞ。