ゼンリンデータコムとマルティスープの業界提携
株式会社ゼンリンデータコム(以下、ゼンリンデータコム)とマルティスープ株式会社(以下、マルティスープ)は新たに事業提携を発表しました。両社が持つ商材の強みを活かすことで、動態管理に関するサービスの価値向上を目指す取り組みを開始します。
具体的な取り組みの内容
この提携の第一弾では、ゼンリンデータコムがマルティスープの現場情報プラットフォーム「iField(アイ・フィールド)」の販売代理を行います。将来的には、両社のアセットを連携させることも視野に入れた共同作業を進める予定です。
ゼンリンデータコムが持つ屋外を中心とした動態管理ソリューションと、マルティスープの屋内動態管理能力を組み合わせることで、より広範な市場への拡大を実現します。
「iField」とは
「iField」は、位置情報を基にした現場情報の集約と分析を行うプラットフォームです。このシステムでは、屋内・屋外を問わず現場の状況や動く人や物を効果的に管理・分析することができます。グラフやヒートマップを通じてデータを可視化し、直感的に状況を把握しやすくしています。
「iField」は、さまざまなアプリケーション機能をまとうことで、現場の改善に寄与します。シンプルに「位置情報が必要だ」というニーズにも柔軟に対応可能です。
両社のコメント
マルティスープの代表取締役、那須俊宗氏は、「位置・空間情報の活用が進化する中、ゼンリンデータコムとの提携は非常に光栄だ」と語ります。さらに、屋内外の位置情報技術活用とゼンリンデータコムのアセット連携により、現場の価値向上に貢献したいという意向を示しました。
一方で、ゼンリンデータコムのIoT事業本部長、鬼崎浩之氏も、「マルティスープの「iField」は、現場の効率化やデータ活用を進めるうえで非常に魅力的なツールであり、多種多様な顧客に対して価値あるサービスを提供する」と期待感を示しています。
ウェビナーの開催について
新たな「iField」の導入に関するウェビナーが開催されることも発表されました。イベントは2024年9月18日(水)13:00から、オンラインで行われます。このウェビナーでは、現場情報を資産化し、デジタルトランスフォーメーションを推進するための具体的な導入事例を紹介します。
ウェビナーの詳細
- - 日時: 2024年9月18日(水)13:00-14:00
- - 形式: オンライン(Zoom)
- - 申込期限: 2024年9月17日(火)15:00
- - 参加費: 無料
ウェビナー参加申し込みは、ゼンリンデータコムの公式サイトからが可能です。
この提携により、両社が相互に持つ強みを活かしながら、今後の動態管理市場での競争力を高めていくことが期待されます。