Jパワーなど5社が総務省の実証事業に採択されました

Jパワーとシスコの挑戦



2023年10月、電源開発株式会社(Jパワー)、シスコシステムズ、JR東日本、日立製作所、ビットメディアの5社が、総務省が主催する「令和8年度ワット・ビット連携関連実証」に採択されました。この実証事業は、電力と情報通信の効果的な連携を目指し、実際のデータを統合的に活用する試みです。

ワット・ビット連携とは?



「ワット・ビット連携」とは、電力の単位「ワット(W)」と情報通信の単位「ビット(bit)」を結びつけた造語で、効率的な電力および通信インフラを通じた双方の効果的な連携を指します。これは特に再生可能エネルギーが重視される現代において、重要な技術です。IEEによると、電力需給バランスを調整し、計算リソースの有効利用を促進する「ワークロードシフト(WLS)」がその具体的な実施方法となります。

実証事業の目的



今回の実証事業の目的は、再生可能エネルギーの発電量予測や電力取引価格、電力需給状況、さらには災害情報などを統合して、WLSの実現可能性や有効性を検証することです。これにより、電力業界の効率化と持続可能なエネルギー利用の基盤を作ることが期待されています。

このプロジェクトは、総務省が最近行った分散データセンターの運用と高度なWLSに関する実証事業の公募に対するもので、Jパワー他4企業は共同でコンソーシアムを形成し、提案しました。選考の結果、見事に採択されることとなりました。

各社の役割



Jパワー



Jパワーは、日本国内外で再生可能エネルギーの発電と送変電事業を担うリーダー的存在です。独自のミッションとしてカーボンニュートラルの達成を掲げており、2050年までにCO2フリー電源の開発を進める計画を立てています。今回の実証事業でもその専門知識を生かし、電力需給のバランス調整に貢献します。

シスコ



シスコは40年以上もの間、世界中の組織をセキュアに接続してきたテクノロジー企業です。AIソリューションを駆使して、よりつながりのある未来を実現するために、情報通信の面からこのプロジェクトをサポートします。

JR東日本



JR東日本は、鉄道事業において約7,200キロの光ファイバーを保有しています。この光ファイバーを利用した高品質で安定したサービスを提供し、地域社会への貢献を目指します。

日立製作所



日立製作所は、ITや社会インフラのデジタル革新を進めるリーダーであり、データの価値創出を通じて社会課題の解決を図ります。今回の実証事業においても、その技術で新しいビジネスモデルを提供する意義を持っています。

ビットメディア



ビットメディアは、クラウドサービスを活用し、エンターテイメントから地域課題の解決にかけて幅広いサービスを提供しています。WLS機能を提供するSmartPowerプラットフォーム開発において、その技術的なリーダーシップを発揮します。

未来への期待



今回の採択を受け、関係各社は実証事業の実施準備を進めています。ワット・ビット連携による効率的な電力・通信の統合が、持続可能なエネルギー社会の実現に大きく寄与することが期待されています。これにより、日本国内での新たな技術革新が生まれることを願っています。今後の展開に注目です。

会社情報

会社名
株式会社 日立製作所
住所
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話番号

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