外資系企業への転職を巡る営業職の実態
株式会社CLARITYが実施した最新の意識調査によると、営業職の46.4%が外資系企業への転職を検討していることがわかりました。この調査は20〜40代の男女を対象に行われ、外資系企業に対する興味や不安要素が浮き彫りになっています。
調査の背景
日本の外資系テック企業は、最近特に営業人材の採用に力を入れています。しかし、営業・マーケティング職においては人材確保が難しいという現状があります。多くの営業職の方々は、自己成長や働き方、給与の改善を求めているものの、外資系企業には「英語が必要」「リストラが怖い」といった不安感が影響し、キャリアの選択肢として挙がりにくい傾向にあります。
このような状況を受け、CLARITYはロールモデルの話を聞くことができるキャリアイベントの開催を決定しました。このイベントは、営業職の人々が持つ外資系企業への不安を解消する手段として位置づけられています。
意識調査の概要
- - 調査目的: 外資系企業への転職に関する営業職のイメージ、意識、懸念、ニーズを把握
- - 調査対象: 社会人営業職の20〜40代男女
- - 回答者数: 302名
- - 調査期間: 2025年6月29日〜6月30日
- - 調査方法: オンラインアンケート
外資系転職に興味を持つ理由
調査では、外資系企業に興味を持つ理由が明確に示されました。特に「給与・報酬の水準」が最も多く挙げられ、次いで「ワークライフバランスの重視」や「柔軟な働き方」が続きました。このことから、営業職の人々は「自由な働き方と公正な評価を求めている」姿勢が伺えます。
また、性別や年代によるニーズの違いも明らかになり、特に30代では男性がワークライフバランスを重視し、女性がグローバルな環境を求める傾向が見られました。これは、日系企業では厳しい長時間労働が常態化しており、男女ともに外資系企業での新しい働き方に期待をかける背景が影響しています。
外資系転職への不安
一方で、「語学力」が外資系転職に対する不安要素として最も多く挙げられました。その後に続くのは「厳しい競争」「雇用の安定性」という意見です。これは、外資系企業では異なる文化や商習慣があるため、一般的に不安を感じやすいことに起因しています。
キャリアイベントの開催
このような調査結果を受け、CLARITYは7月10日にキャリアイベントを開催します。このイベントでは、Zoom、Stripe、Hubspotで活躍するセールスマネージャー3名が登壇し、外資ITセールスの実態を詳しく解説します。参加者は成果報酬や社内コミュニケーションについて、リアルな声を直接聞くことができる貴重な機会です。
【イベント概要】
- - 日時: 2025年7月10日(木)18:30開場、19:00開始
- - 場所: 東京都外苑前(当選者に詳細通知)
- - 費用: 無料
- - 定員: 40名
- - 申し込み方法: イベントページより申し込み
まとめ
今回の調査結果は、営業職が外資系企業への転職に対し抱く期待や不安が色濃く表れていることを示しています。CLARITYのキャリアイベントは、営業職の方々にとって大きな助けとなるでしょう。自分に合った働き方を見つけるための第一歩としてぜひご参加ください。また、調査の詳細レポートも無料配布中ですので、興味のある方はぜひ申し込んでみてください。