システムテスト事業強化
2017-11-10 16:00:06

ハーツユナイテッドグループ、マイクロフォーカスエンタープライズとの協業によりシステムテスト事業を強化

ハーツユナイテッドグループ、システムテスト事業の強化を推進



株式会社ハーツユナイテッドグループ(東京都新宿区)の子会社であるデジタルハーツは、3社協業を通じてシステムテスト事業のさらなる強化を目指しています。この度、マイクロフォーカスエンタープライズ及び日本ヒューレット・パッカードとの連携により、エンタープライズ向けソリューションを提供する準備が整いました。

事業背景と目的


デジタルハーツは、Webサイトやスマートフォンアプリの機能テストや多端末検証で数多くの実績を積んでおり、特に最近のアジャイル開発やDevOpsの流れにより、テストアウトソーシングニーズが増大しています。そこで、デジタルハーツの人材を最新のテクノロジーに組み合わせることで、競争力を持ったサービスの拡充を図ることが急務となっていました。

この協業により、デジタルハーツはマイクロフォーカスエンタープライズの技術を取り入れ、より高品質なシステムテストサービスを提供することが可能になります。今回の取り組みは、顧客の多様なニーズに即応するための大きな一歩と言えるでしょう。

3社の役割


まず、デジタルハーツは自身の豊富な人材とソフトウェアを駆使し、様々なシステムテストサービスの提供を行います。一方、マイクロフォーカスエンタープライズは、自社が開発したソフトウェアのライセンス提供とテクニカルサポートを行います。また、日本ヒューレット・パッカードは、Pointnext事業を通じてデジタルハーツにIT環境構築に関するアドバイスやトレーニングを提供します。これにより、デジタルハーツのサービスの質とバリエーションが向上することが期待されています。

新たなサービスの提供


具体的には、協業の第一弾として、2017年11月10日よりMicro Focus LoadRunnerを用いた負荷テストサービスが開始されます。このツールは、30年以上にわたる実績を持ち、業界のデファクトスタンダードとして知られています。LoadRunnerは、複数のシナリオに迅速に対応し、ボトルネックの検出や分析レポートの充実といった機能を持つため、信頼性の高いパフォーマンス評価が可能です。

特に、中小企業を中心にLoadRunnerを活用したいというニーズが高まっている中で、サービスモデルとして提供することが新たなビジネスチャンスを生むと期待されています。

顧客へのメリット


これまで直接ライセンスを保有することが難しかった企業に対して、高品質の負荷テストがサービス形式で利用できる点が大きなメリットとなります。マイクロフォーカスエンタープライズの代表、国本明善氏もこのビジネスモデルの優位性を強調し、デジタルハーツの成長を期待しています。

今後の展望


今後、3社の協業がより深まることで、システムテスト事業のさらなる拡大が見込まれています。デジタルハーツは、蓄積したノウハウをもとに、より一層高度なテストサービスを実現し、顧客の信頼を獲得していくことでしょう。この取り組みにより、テストアウトソーシング市場での優位性を獲得するとともに、新たなトレンドを牽引する存在へと成長していくことが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
住所
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号東京オペラシティ41階
電話番号
03-3373-0082

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。