学童保育の退所事情
2026-03-17 13:27:51

学童保育、退所の理由は「小3の壁」が最多。行きたくない声も

学童保育の退所に関する調査結果



特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクールによる独自調査によれば、学童保育を退所する児童が最も多いのは小学3年生で、その理由の多くは「子どもが行きたがらなくなった」というものです。この調査では、全国の小学生の保護者に対し、公立学童保育の退所状況や子どもたちの放課後の過ごし方についての実態を探りました。調査対象は2,283人に上り、様々なデータが集められました。

学童保育の退所以外にも見過ごせない点



公立学童保育の退所時期は33%が小学校3年生で、さらに小学1年生の4月から6月にも約10%が退所していることが分かりました。この背景には、様々な要因が考えられています。活動の内容や環境が子どもたちに合わなくなったり、友達がいなくなることも影響しているのです。そのため、学童保育の質や選択肢の改善が求められています。

自宅で留守番する子どもたち



退所後は「自宅で留守番」する状況が大幅に増えており、その割合は約20%にも達します。この調査の結果、留守番中多数の子どもたちがデジタルメディアに偏った生活を送ることが懸念されています。また、「自宅で留守番」をしている子どもは、自己肯定感やチャレンジ意欲が低いことも指摘されています。

活動内容の重要性



学童保育において、子どもが「行きたい」と思えるような居場所が必要です。調査によると、子どもが「楽しい」「ほっとできる」場所で過ごすことができれば、自己肯定感や将来の希望が高まる傾向があります。そのため、地域の居場所づくりや環境整備が急務だと言えるでしょう。

調査背景と目的



調査の背景には、近年の共働き世帯の増加があります。この傾向は、子どもの放課後の居場所に対するニーズを高めています。しかし、その一方で待機児童数は約1.6万人という現実があります。この調査は、児童が安心して過ごせる環境を作り出すための課題を明確にすることを目的としています。

数字が示す現実



調査結果によると、留守番をしている子どもたちは、保護者の満足度や安心度も相対的に低下しています。一方で、放課後の過ごし方として「祖父母の家」や「塾」が高い自己肯定感を示しており、自宅での留守番がいかに影響を及ぼしているかが明らかになりました。

まとめと今後の展望



今回の調査結果を踏まえ、学童保育が子どもにとって魅力的な場である必要性が再認識されました。子どもが自ら進んで行きたくなるような場を提供するためには、活動内容の見直しや環境の改善が急務です。また、保護者だけではなく、地域全体で子どもたちの放課後の居場所を増やしていく取り組みが必要です。放課後NPOアフタースクールとして、今後もこの問題に関する調査と発信を続け、日本の放課後の環境をより子ども視点で進化させることを目指していきます。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール
住所
東京都文京区本郷1丁目20−9 本郷元町ビル 5F
電話番号
03-6721-5043

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