献血促進ポスター受賞
2024-08-21 16:26:19

世界献血者デーの告知ポスターが交通広告グランプリ2024で受賞

日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センターが手掛けた交通広告が、最近発表された「交通広告グランプリ2024」で優秀作品賞を受賞しました。この受賞は、献血の重要性を広めるためのプロモーションの一環として、JR東日本の中づりポスターが用いられた結果です。

このポスターは、毎年6月14日に祝われる『世界献血者デー』に向けて特別に企画されました。この日は、献血者の貢献を称えることを目的としており、より多くの人々が献血に参加するよう奨励しています。ポスターは、日常的に献血をしない人々に対しても、意識を高めるための訴求力があります。

日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センターは、関東甲信越地方において年間約180万人分の血液を取り扱っています。エリアは1都9県に及び、東京都江東区の辰巳ビルを中心に、神奈川県厚木市と埼玉県東松山市にも分置施設が存在します。このように同センターは、献血された血液の検査と製造を行う重要な役割を果たしています。

『世界献血者デー』は、献血者の努力を称え、さらに新たな献血者を求める日です。献血がいかに大切かを伝え、安全な血液供給体制の構築を目指すための国際的な取り組みとしても知られています。健康な人々が定期的に献血することを促し、自発的かつ無償の献血を重視することが、この日の主な目的となっています。

今年の受賞作品は、JR東日本の首都圏全線、中づりポスターとして2024年の6月10日から16日まで、また新潟エリアと長野エリアでもそれぞれ掲出されます。これにより、多くの人々に献血の重要性を知らせる機会が増え、積極的な献血活動を促す効果が期待されています。

「交通広告グランプリ」は、毎年多くの広告作品が参画し、今年は1,506点の作品が応募され、優秀作品が38点選ばれました。日本赤十字社のプロモーションが選ばれたことは、献血の社会的重要性が評価された証でもあります。

このような積極的なキャンペーンが、健康な社会を育むために欠かせないものであることを改めて考えさせられます。私たちも献血の重要性を理解し、参加することの意義を見出す必要があるでしょう。今後の活動に期待しつつ、一人一人ができることを考えていく時期に来ているのではないでしょうか。


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