新たな印刷用紙「kome-kami」とは?
廃棄済みのお米を原材料に利用した印刷用紙「kome-kami」が、今やサステナブルな選択肢として注目を集めています。 その中でも特に新しい製品「kome-kami 浮世絵ホワイト」は、2024年のリリースに向けて期待を寄せられています。
「kome-kami」の背景と魅力
株式会社高速オフセットが運営する「KAMIKEN」というプロジェクトは、サステナブル紙の普及に向けた取り組みとして立ち上げられました。廃棄されるお米を紙にすることで、アップサイクルの観点からも注目されており、使用された用紙の売上の1%はフードバンクに寄付されることも大きな特徴です。
この「kome-kami」は、その特別な製造プロセスにより、名刺やショップカードだけでなく、パッケージやノベルティにも利用されています。特に、印刷適正が高く、風合い豊かな用紙として、デザイナーや印刷担当者に人気です。
新しい「浮世絵ホワイト」の特徴
「kome-kami 浮世絵ホワイト」は、その名の通り美しい白色が特徴の用紙です。従来の「kome-kami ナチュラル」とは異なり、輝く色合いが求められる場面に最適です。従来のナチュラルなテイストに比べて、より光沢感があり、デザインの幅を広げてくれます。この進化は、印刷業界において新たな可能性を開くものとして期待されています。
無料の印刷サンプル郵送サービス
高速オフセットは、kome-kami専用の印刷サンプルを無料で郵送するサービスも開始しました。これにより、法人のお客様は実際の用紙を手に取って、印刷物の仕上がりや厚さを比較することができます。各種用紙が2種ずつセットになっており、比較の際にも便利です。郵送されたサンプルはポストカードとして使うこともでき、一石二鳥のサービスです。
SDGsへの取り組み
さらに、「kome-kami 浮世絵ホワイト」は、SDGs用紙サンプル帳にも追加され、持続可能な印刷を検討している企業様に向けた情報を提供しています。15種類の用紙とそれに対応するロゴマークが掲載されており、選択肢が広がります。企業が環境に優しい選択をする上で、これらのツールが役立つことでしょう。
KAMIKENプロジェクトの将来
「ワクワクする紙製品で、持続可能な世界をつくる」をモットーに、KAMIKENはサステナブル紙の普及と、企業と消費者の架け橋となる役割を担っています。これからも多くの企業がこのプロジェクトに参加し、持続可能な未来を共に創ることが期待されています。
私たちが使用する紙製品が持つ意味やその選択が環境へ与える影響を再考するきっかけに、kome-kamiはとても良い例となります。印刷業界の革新を感じる新しい時代への一歩、そして日常生活におけるサステナブルな選択を推進する一助となるでしょう。
高速オフセットについて
高速オフセットは、長年にわたり印刷業界で確固たる地位を築いてきた企業です。サステナビリティと環境への配慮をビジョンに掲げ、新たな技術や取り組みを次々と導入してきています。今後もこの姿勢で、業界のリーダーであることを目指し続けるでしょう。