大阪港の常吉西臨港緑地におけるにぎわいづくり計画が公衆縦覧を経て認定へ
大阪市は、常吉西臨港緑地においてにぎわいづくり等を行う事業予定者から認定申請のあった港湾環境整備計画について、公衆縦覧を実施した結果、意見が寄せられなかったことを発表しました。
この計画は、港湾法改正によって新設された「港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)」に基づくもので、民間事業者が収益施設を整備し、その収益を緑地の維持管理等に還元することで、行政財産の長期貸付を可能とする制度です。
大阪市は、公募型プロポーザル方式により事業予定者を決定し、計画の詳細を検討してきました。今回の公衆縦覧では、計画内容に関する意見を広く市民から募りました。
意見が寄せられなかったことから、大阪市は今後、計画の認定・公表を行う予定です。認定後、民間事業者は緑地内の収益施設の整備や運営を開始し、緑地の維持管理やにぎわいづくりの活動を進めていく予定です。
常吉西臨港緑地は、大阪港の玄関口に位置する重要なエリアです。今回の計画の実施により、緑地の保全とにぎわい創出が両立し、地域住民や観光客にとって魅力的な空間となることが期待されています。