チャントアチャームがEC進出
2021-02-02 14:03:03

中国市場をターゲットにしたチャントアチャームの越境EC展開が始動

日本のオーガニックスキンケアが中国市場へ進出



カタリストベンチャーズ株式会社が、日本のオーガニックスキンケアブランド「チャントアチャーム」の中国越境EC事業を本格的にスタートさせました。近年、中国のEC市場は急成長を遂げており、2023年にはその規模が200兆円を超える見込みです。この流れの中、特に化粧品分野は注目を浴びています。

中国のEC市場の現状



2019年には中国のEC市場が200兆円を記録し、前年比27.0%増という大幅な成長を見せています。また、越境EC市場も拡大を続け、特に日本からの輸入が好調です。この状況下で、日本メーカーの化粧品は中国の消費者に高い評価を得ており、「チャントアチャーム」もその一員として期待されています。

ネイチャーズウェイ社のチャントアチャーム



ネイチャーズウェイ社は1974年に設立され、自然化粧品の輸入・販売を行ってきました。「チャントアチャーム」は100%自然成分から作られたオーガニックスキンケアブランドで、肌に優しいことを最優先として開発が進められています。このブランドは自然素材にこだわった製品を提供し、現代女性に向けた商品展開が強みです。

若年層へのアプローチ



カタリストベンチャーズ社は、特に中国の20代から30代の若年層をターゲットとし、アリババグループの「天猫国際」に出店します。さらに、JD.com(京東)や拼多多などの有力ECプラットフォームでも展開を計画し、若者向けのSNSやライブコマースも活用することにより、商品を積極的にPRしていく予定です。

日本メーカーのリスク軽減



また、カタリストベンチャーズ社は中国ECに精通したメンバーと協力して、日本のメーカーが抱える販売リスクを軽減することを目指しています。日本メーカーは在庫リスクを減らせると同時に、中国市場へのアクセスが容易になるため、販売がしやすくなります。取り扱う品目には化粧品をはじめ、健康食品や生活用品などが含まれています。

美容市場が注目される理由



中国市場における美容意識の高まりが背景にあり、日本製コスメはその品質や価格、ラインナップの豊富さから特に人気を集めています。チャントアチャームの進出により、より多くの消費者にその魅力が伝わることが期待されます。

カタリストベンチャーズとネイチャーズウェイが共同で手がけるこのプロジェクトは、日本のオーガニックブランドを中国で広く知られる存在にするための重要な第一歩となるでしょう。これにより、さらなる市場拡大につながることが期待されており、今後の展開が注目されます。

まとめ



「チャントアチャーム」の中国越境EC事業の開展は、日本のオーガニックコスメ市場の可能性を広げるだけでなく、中国の消費者に新たな選択肢を提供する機会でもあります。カタリストベンチャーズの取り組みにより、日本の高品質な製品がより多くの人々に届くことが、次の時代の美のスタンダードを作るかもしれません。

会社情報

会社名
カタリストベンチャーズ株式会社
住所
東京都千代田区永田町1-11-28合人社東京永田町ビル6F
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。