ウクライナ市民の支援へ、LEDランタン「ソルピカ」を3,000個寄贈する日本北方実業

ウクライナ市民を支える「ソルピカ」

最近、ウクライナでは激しい戦闘が続き、多くの市民が避難生活を余儀なくされています。この状況を受け、様々な支援が行われていますが、日本北方実業株式会社は特に注目すべき方法で支援を行っています。2022年5月13日、同社は在日ウクライナ大使館において3,000個の超軽量型LEDランタン「ソルピカ」を寄贈しました。

「ソルピカ」は、塩水を使った発電が可能な革新的な製品です。このランタンは、アルミニウム燃料電池の仕組みを取り入れており、塩水を入れるだけで約120時間も点灯します。さらに、めんつゆや尿、海水など塩分を含む液体を使用することができるため、電池を用意する必要がありません。これは、非常時や災害時だけでなく、キャンプや釣りなどのアウトドア活動でも役立つ、非常に便利なアイテムです。

長期使用を想定した設計

「ソルピカ」は使用期限が10年と長く、液漏れや自然放電の心配もないため、非常用のライトには最適です。特に現在のウクライナの状況において、長期間一定の明かりを必要とする避難所での生活において非常に価値のある製品です。ウクライナ市民は、停電が恐れられる状況はしばしばあり、日常生活においてもこのような照明が役立つことでしょう。

支援の背景

寄贈式には、日本北方実業の取締役である田鎖啓介氏や、アジア・東南アジア統合企画室室長の尹泳斗氏、ソルピカ事業部のウォーカー・アサ氏、そして在日ウクライナ大使であるDr.セルギー・コルスンスキー氏が出席しました。彼らは、ウクライナの人々が安心して避難生活を送れるよう願っています。

国としても、個人としても、私たちはこのような援助活動を支持し、世界中の困難な状況にある人々を助けるために行動すべきです。日本北方実業の取り組みのように、実際に活動を行っている企業や団体があることを忘れず、支援の輪を広げていく必要があります。