株式会社ugoによる「スプリント」の新機能導入
株式会社ugoが運営する総合印刷サイト「スプリント」が、顧客の問い合わせ体験を向上させるために、新たに「RightConnect by KARTE」を導入しました。この新機能は、Webと電話の分断を解消し、顧客が抱える課題への迅速な対応を可能にします。
導入の背景
ugoは、低価格で高品質な印刷物を提供することを目指す企業です。しかし、顧客にとっては商品を検討し、注文を進める際に必要な情報を得られずに途中で離脱してしまうことが多々ありました。これに対して、ugoはカスタマーサポートへの迅速なアクセスを求めており、RightConnectの導入に至ったのです。このツールは、顧客が困った際にすぐにサポートとつながることを可能にし、オペレーターが顧客のニーズを的確に把握する手助けをします。
RightConnectの活用法
スプリントでは、商品ページや注文ページで顧客が問題に遭遇すると、すぐにオペレーターへ相談するための右側のウィジェットが表示されます。さらに、ページ上に設置された事前問い合わせフォームは、顧客がどの部分でつまずいたかの情報をオペレーターへ共有できる仕組みです。これにより、オペレーターは顧客の状況を迅速に理解し、的確なサポートを提供できます。
特に、「RightConnect」を介しての問い合わせは、オペレーターがこれまでの顧客の行動を把握した上で行われるため、サポートの質が格段に向上します。このような工夫により、顧客の満足度も向上し、LTV(ライフタイムバリュー)を高めることに寄与しています。
RightConnectの効果
株式会社ugoのEC事業本部でカスタマーサポートを担当する山本純史氏は、RightConnectとの出会いが非常に意味深いものであったと語ります。彼はしばしばKARTEの既存ツールを利用しており、その実効性を感じていたものの、急増する問い合わせに対してどこで顧客が困っているかを把握することができずにいました。また、RightConnectの導入支援は特に素晴らしく、スタッフ一同は感謝の意を表しています。このように、RightConnectはただのツールにとどまらず、企業の成長を後押しする重要な存在となっています。
RightConnect by KARTEの基本情報
「RightConnect by KARTE」は、顧客が直面する問題に応じて最適なオペレーターやチャネルに接続することが可能な製品です。従来、多くの顧客がWebサイトを見た後に電話をかけても、その情報が正しくオペレーターに伝わらないため、コミュニケーションの効率が悪化していました。この製品がWebと電話の分断を解消し、スムーズな応対を促進することで、問い合わせの効率化が期待されています。
この新たな取り組みにより、ubeのスプリントは、これまで以上に顧客志向なサービスへとシフトしていることが伺えます。未来の印刷通販の在り方を示唆する革新を感じさせる「RightConnect」の存在は、今後のマーケットでの競争力を増す鍵となるでしょう。