高級焼酎『SHOCHU X』が新たな挑戦、国内の焼酎文化を変える

高級焼酎・SHOCHU X、ついに登場

新たに立ち上がった高級焼酎ブランド『SHOCHU X』が、7月11日に先行販売を開始しました。この試みは、全世界で44兆円にのぼる蒸留酒市場の中で、焼酎の価値と魅力を再評価する絶好の機会となります。

背景にあるニーズ

最近、消費者の嗜好が多様化する中、日本酒やウイスキーなどの高価格帯商品の需要が増加しています。焼酎はその多様性にもかかわらず、一般的に2,000〜3,000円という価格帯に偏っている現状が存在します。この課題に対して『SHOCHU X』は、銘酒蔵元と協力しながら製品の価値を適正価格で提供することを目指しています。

第1弾商品『希継奈-kizuna-』が登場

『SHOCHU X』の第1弾商品は、熟成技術に秀でた福岡県のゑびす酒造と共同開発した『希継奈-kizuna-』です。10,400円（税込み・送料込み）という価格に見合った、極上の焼酎として期待されています。

こだわりの製法

1. 厳選された原料
『希継奈』は、添加物なしで育まれた地元産の二条大麦『ほうしゅん』と『はるか二条』を使用しています。それぞれが持つ特性が、焼酎の濃厚な甘みを生み出します。『ほうしゅん』はフルーツを感じさせる甘さ、『はるか二条』は繊細なコクをもたらします。

2. 全麹3段仕込み
通常の焼酎製造方法から一歩踏み込み、全ての仕込みに麹を使用するこの製法により、麦本来の味が引き出されます。この贅沢な製法は、手間がかかる分だけ、より質の高い焼酎を生み出すのです。

3. ホーロータンク熟成
5年の長期熟成を経て、麦の深い味わいが実現しました。ホーロータンクによる熟成は、外部の影響を回避し、麦の自然な甘さを活かすのに最適です。結果として、フルーツのような甘さが濃厚に変化し、まろやかなコクが加わります。