無免許で運転可能な新しい電動3輪車
モービルジャパン株式会社が2024年9月20日から受注を開始する新型電動3輪車 TK3A と TK3E は、多くの人々にとって便利な交通手段を提供します。特定小型原動機付自転車としての位置づけにより、免許のない人でも簡単に利用できるこの新しい車両は、特に高齢者や免許返納者、そして近距離移動に困っている方々に最適です。
特定小型原動機付自転車(TKG)の特長
この新しい電動3輪車は、特に16歳以上の方が公道を運転する際の法律を活用しています。速度が20km/h以下で公道を走ることができ、最高速度を6km/hに落とすことで歩道を走る能力も兼備。これにより、買い物や短距離移動をする際に非常に便利です。
TK3A は215,600円、TK3Eは198,000円と価格も競争力があります。両モデルともリチウム電池を採用し、家庭の100Vコンセントから簡単に充電することができます。充電にかかる時間は約5~6時間で、最大走行距離は50km。これにより、日常の近距離移動に十分対応できる性能を持っています。
どうしてこの車両が必要なのか?
日本国内では年々、免許を返納される高齢者が増えています。毎年35万人が免許を返納し、60歳以上の「買い物弱者」は約900万人に達します。また、足に障害を持つ無免許者もいるため、これらのニーズに応える形で電動3輪車の開発が進められました。一般的な電動バイクは価格が高いため、モービルジャパンは低価格で手に入るモデルを提供することにしました。
使いやすさと便利な機能
TK3Aの特長として、座席が移動可能でバッテリーを外して室内で充電ができる点が挙げられます。TK3Eは前かごが簡単に取り外せるため、荷物を運ぶ際にも便利です。また、いずれのモデルも前後のランプが点灯することで、安全性も確保されています。運転の際には自賠責保険の加入が必要ですが、ヘルメットは推奨されています。
これからの時代に必要とされる移動手段として、モービルジャパンの電動3輪車は多くの人にとってのターニングポイントになるでしょう。近未来の便利な移動手段としての可能性を秘めています。さあ、新たな移動の楽しさを体験してみてください!
会社概要
モービルジャパン株式会社は、仙台市に拠点を置き、小型EVの開発と販売を行っています。2014年に設立され、代表取締役は下永正明氏です。公式ウェブサイト(
詳細はこちら)からも製品の情報を確認できます。