トランスコスモス、長崎に新BPOセンター「長崎スタジアムシティ」を開設
急速に変化する経済環境と技術革新の中、企業を取り巻く課題は増加の一途を辿っています。創業以来、企業のビジネス支援を担ってきたトランスコスモス株式会社は、課題解決に向け、スピード感ある対応が求められています。
同社は、ITを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)だけでなく、ビジネスプロセスの最適化とDXを組み合わせたビジネス変革(BX)を提供することで、顧客企業の事業基盤強化を支援しています。
このBX推進を加速させるため、新たな拠点として「BPOセンター長崎スタジアムシティ」を長崎市に開設しました。このセンターは、DX推進のフラッグシップセンターとして、既存サービスとBPaaS、データ活用、AIなどのデジタルツールを組み合わせたサービスモデルの構築・提供を行う拠点となります。人材と技術を融合させ、シナジー効果の最大化を目指しています。
長崎県知事、長崎市長からの期待の声
長崎県知事の大石賢吾氏は、開所を祝うとともに、既に長崎市と佐世保市に1500名以上の雇用を生み出しているトランスコスモスへの感謝を改めて述べました。新センターでは、BPOとDXを融合したサービス提供、情報系人材の採用、DX推進、AI研究開発など、高度な専門性を持つ業務に携わるとしており、情報系人材育成に力を入れる長崎県にとって、大きな受け皿になると期待されています。
長崎市長の鈴木史朗氏も、開所を祝うとともに、既存のBPOセンターで約900名の雇用創出に貢献しているトランスコスモスへの感謝を表しました。新センターにおけるデジタル技術を活用したサービス開発は、コスト高や人手不足に悩む地域企業の競争力強化に繋がり、3年間で約400名の雇用を計画していることから、IT人材育成を進める高等教育機関にとっても大きな受け皿となると期待しています。
「BPOセンター長崎スタジアムシティ」の概要
所在地:長崎県長崎市
席数:約400席
* 業務開始:2024年11月
トランスコスモスの展望
トランスコスモスは、今後も顧客企業の事業変革を支援するサービスを提供し、地域雇用創出や新しい働き方の推進を通じて、地域社会の活性化・発展に貢献していくとしています。
トランスコスモス株式会社について
1966年創業以来、人材と技術力を融合し、高付加価値サービスを提供することで、顧客企業の競争力強化に貢献してきました。現在、アジアを中心に世界35の国と地域、182拠点で、ビジネスプロセスのコスト最適化と売上拡大を支援するサービスを提供しています。また、グローバルEC市場の拡大に対応し、世界46の国と地域の消費者へ商品・サービスを提供するグローバルECワンストップサービスも提供しています。デジタル技術を活用し、顧客企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。