愛媛県松山市を拠点とする総合エンターテイメント企業、キスケ株式会社が運営する「喜助の湯」は、日本のサウナ愛好家に向けて、本場フィンランドのサウナ文化を体験できる施設として、1年間かけてフィンランドサウナプロジェクトを実施してきました。
2023年8月には、フィンランド大使館が企画したサウナ作りの研修ツアーに参加し、フィンランドのサウナシーンで活躍する建築家やデザイナーから直接指導を受けました。このツアーを通して、サウナの本質を深く理解し、帰国後には、フィンランドで得た知識と経験を活かして、施設の改善に取り組みました。
フィンランドサウナプロジェクトでは、サウナ室内の空気循環改善、サウナ小屋のリニューアル、サウナ室内の衛生環境改善、フィンランドの定番サウナ飯「マッカラ(ソーセージ)」の提供、男性用サウナ室の改装、女性用サウナ室へのオリジナルサウナストーブ導入、水風呂のリニューアル、超冷水風呂の導入、外気浴エリアのリニューアルなど、様々な取り組みが行われました。
これらの改善により、より快適で本格的なフィンランドサウナ体験を提供できるようになりました。サウナ室内の空気循環が改善されたことで、息苦しさが軽減され、新鮮な空気を楽しむことができます。また、フィンランド風のサウナ小屋のリニューアルにより、木の香りが漂う心地よい空間でリラックスできます。
さらに、サウナ室内の衛生環境も改善され、清潔な環境でサウナを楽しめるようになりました。フィンランドの定番サウナ飯「マッカラ(ソーセージ)」の提供も開始され、サウナ後の食事も充実しました。
男性用サウナ室は、フィンランドサウナと和の融合をテーマに、漆黒の内装と高い温熱効果で、深いリラクゼーションを体験できる「漆黒墨サウナ」に生まれ変わりました。女性用サウナ室には、サウナメーカーと共同開発した国産ロウリュ専用サウナストーブが導入され、室内の温度と湿度を最適に保ち、自動ロウリュとセルフロウリュの両方に対応しています。
水風呂は、水深を15cm深くすることで、冷却効果が強化され、より爽快な体験を提供しています。また、本場フィンランドの真冬の入浴方法「アバント」を再現した超冷水風呂も導入され、サウナで温まった身体を一気に冷やすことができます。
外気浴エリアは、人気イラストレーターとコラボした松山市エリアマップの巨大壁画が展示され、サウナ外気浴BGM「愛媛の音」を聴きながら、心ゆくまでととのうことができます。
「喜助の湯」は、今後もお客様に最高のサウナ体験を提供するため、さらなる進化を目指しています。2024年9月には、ドイツ・オランダへサウナ視察を予定しており、そこで学んだカルチャーを取り入れる「ドイツプロジェクト2024」を10月頃より開始します。
フィンランドとドイツ、両国のサウナ文化を取り入れた「喜助の湯」の進化にご期待ください。