春華堂と寄附
2024-08-21 17:37:54

春華堂と浜松いわた信金が掛川市に寄附を決定し、和栗プロジェクトを推進

春華堂と浜松いわた信用金庫、掛川市に260万円寄附決定



静岡県浜松市に本社を構える有限会社春華堂が、浜松いわた信用金庫と共に掛川市に260万円の寄附を行うことを発表しました。この寄附金は、地元の和栗産業を再興する目的で設けられた「遠州・和栗プロジェクト」の推進に活用されます。

寄附の背景と目的



春華堂は1887年に創業し、地元に根付いた菓子製造販売を行っています。和栗の魅力を最大限に引き出すことを目指し、掛川市が実施する「まち・ひと・しごと創生寄附活用事業」に参加しました。寄附贈呈式は2024年8月29日に掛川市役所で行われ、春華堂の代表取締役社長の山崎貴裕氏と、浜松いわた信用金庫の理事長である高柳裕久氏が久保田崇市長に目録を手渡します。

このプロジェクトは、掛川栗をはじめとする和栗のブランド化を目指し、地域と生産者のつながりを育むことを目的としています。「WAGURI」のブランド構築に注力し、品質の高い日本の栗に相応しい対価を支払うことへ重きを置き、地域の農業と人々を結びつける取り組みを進めていきます。

春華堂の沿革



春華堂の歴史は長く、創業当初は露店業からスタートしました。1961年に登場した「うなぎパイ」は、地域の特産品として有名です。春華堂は「温故創新」を経営理念に、新しいアイディアをもって伝統を受け継ぎ、顧客に喜びと感動を提供しています。お菓子作りを通じて地域貢献への取り組みも行っており、持続可能なまちづくりを目指しています。

浜松いわた信用金庫の役割



浜松いわた信用金庫は、1949年に浜松信用金庫、1950年に磐田信用金庫が統合して誕生しました。地域密着型の金融機関として、地域経済の発展に寄与することを重視しています。ファイナンスを基盤としたコンサルティングやソリューションの提供を行い、地域の皆さまと共に成長を目指す取り組みを進めています。

寄附の意義



この寄附の意義は特に、地元の一次産業を支援し、新たな就農者や既存の農家への理解を深めることにあります。株式会社春華堂と浜松いわた信用金庫は、地域の人々と共に持続可能な地域経済を育てるために、幅広く協力をしていくことを約束しました。プロジェクトは未来に向けても展望を描いており、2025年2月には協議会を立ち上げ、世界へ向けた発信を目指す計画です。

これにより、掛川市の地域資源が活かされ、地域全体が活性化することが期待されています。


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会社情報

会社名
有限会社春華堂
住所
静岡県浜松市中区神田町553
電話番号
053-441-2822

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