ダンヒルとBAFTAが新たな才能を育成するプログラムBAFTA Elevateを発表
ダンヒルとBAFTAが支援するBAFTA Elevate
近年、映像業界において多様性が求められる中、ダンヒルとBAFTAが共同で立ち上げたプログラム「BAFTA Elevate」が新たな才能を支援する取り組みとして注目を集めています。このプログラムは、過小評価されている背景を持つ中堅のクリエイターたちに、キャリアをさらに前進させるためのサポートを提供します。
BAFTA Elevateの目的
BAFTA Elevateは、特にドキュメンタリーおよびスペシャリスト・ファクチュアル部門にフォーカスを当てたプログラムです。過去の調査により、マイノリティや社会経済的に恵まれない背景を持つ人々が、業界での意思決定者の役割に進む機会が少ないことが明らかになりました。そこで、できるだけ多くのクリエイターが公平な機会を手にし、業界での声を増やすことを目的としています。
新しい才能の選出
最新のプログラムでは、20名の中堅の開発プロデューサー、プロデューサー、ディレクターが選ばれました。これらのメンバーは、BAFTAテレビ委員会の委員長ヒラリー・ローゼンをはじめ、業界の専門家たちによって厳選されています。彼らはロンドンで行われたダンヒル フィルムメーカーズ ディナーにも出席し、特別な時間を共有しました。
受けるサポート内容
BAFTA Elevateの参加者は、ネットワーキングの機会やマスタークラス、ワークショップ、パネルディスカッションに参加し、個々のニーズに応じた支援を受けます。この幅広いサポートは、彼らのキャリア形成に非常に重要な役割を果たします。
また、ビジネス界からの紹介を得る機会もあり、参加者たちは自身の作品やプロジェクトを広めるための貴重なチャンスを得ることができます。
参加者の声
BAFTAのCEO、ジェーン・ミリチップは「BAFTA Elevateに選ばれた20名にお祝いを申し上げます。パートナーシップによって、より公平で包括的な映像業界への未来を作っていくことができます」と述べ、今後の期待を寄せています。
一方、ダンヒルのアンドリュー・ホームズ暫定CEOも「私たちは、多様な声を増幅し、次世代のドキュメンタリー業界のリーダーを育てることに誇りを持っています。この特別なプログラムを通じて、彼らの未来を支えたい」と意気込みを語っています。
プログラムの過去の成果と未来の展望
BAFTA Elevateは過去にも74名の実業家を支援しており、その成果は業界での多様性向上に寄与しています。参加者には、映画『ロックス』のアミーナ・アユブ・アレンなど、注目を集めるクリエイターたちも名を連ねています。
現在新たに参加する20名の才能あるクリエイターたちが、2年後にはどのような成果を出すのか、多くのファンや業界関係者が注目しています。
BAFTAとダンヒルの取り組み
BAFTAは映像界の発展に寄与することを目的とし、業界内のインクルージョンを推進していくためにさまざまなプログラムを展開しています。一方、ダンヒルもその歴史を背景に、クラフツマンシップとデザインへの真摯な姿勢をもって、社会貢献に力を注いでいます。
両者が共同で行うBAFTA Elevateは、才能あるクリエイターたちに新たなチャンスを与えるだけでなく、映像業界全体の変革にもつながるでしょう。今後の活躍に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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リシュモン ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区麹町1-4半蔵門ファーストビル
- 電話番号
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