共同親権導入に向けた新刊書『共同親権時代の離婚ガイド』の登場
2026年10月に日本において共同親権制度が施行されることを受け、一般社団法人りむすびの代表であるしばはし聡子氏による新たな書籍「共同親権時代の離婚ガイド─『夫婦をやめて父母になる』新しい関係づくりのために」が日本全国のオンライン書店で予約販売を開始しました。今回は、法改正に伴う新たな課題を乗り越えるための実践的なガイドとして注目を集めています。
共同親権の意義と本書の背景
共同親権という制度は、「父母が協力して子育てをすること」を求めるものですが、現実には様々な感情的な葛藤が生じることが少なくありません。離婚を経た当事者たちは、「協力しろと言われても無理だ」と感じたり、「こちらだけが我慢している」と不満を抱くことが多いのが実態です。
しばはし氏自身も、子連れの離婚を経験した過去を持ち、元夫との交流を拒否することで子どもに悪影響を及ぼしたと反省しています。その経験から、本書では相手をコントロールすることをやめ、感情の整理を促す実践的な方法を提供しています。
本書の主要な内容
本書は、読者が自分の心の中を整理し、過去の未消化な感情と子どもに関する連絡を明確に切り分けることを目指しています。具体的には、次のような内容が含まれています。
- - 書き込み式ドリル: 心の整理を助けるための「夫婦の箱」と「親同士の箱」のメソッドを使用。
- - コミュニケーション技術: 相手を責める代わりに提案や依頼として表現するLINEの添削講座。
- - 現場トラブルへの対処法: 「急に行きたくないと言われた」といった具体的なトラブルへの対策を提供。
- - 共同養育計画作成チェックリスト: 就業合意や特別出費の負担などの重要事項を明確にするためのチェックリスト。
このように、感情を整理し、実践的なスキルを身に付けることで、共同親権を持つ父母が新しい関係を築くための助けとなる内容になっています。
著者からのメッセージ
しばはし氏は「法律が変わったからといって人の心も変化するわけではない」と述べています。大切なのは、自分自身が協力できる人になることであり、その積み重ねが子どもにとって最良の未来を築くことにつながると信じています。彼女のメッセージは、共感を呼び起こし、多くの人々に希望を与えるものです。
他書・地域情報
また、りむすびでは、離婚の経験を持つ親同士のコミュニティを運営し、相互理解を深める活動を進めています。これにより、当事者が孤立せず、子どもたちの笑顔を守るための支援を行っています。
2026年の共同親権導入に向けて、この書籍は新しい時代の子育てにおける道しるべとなるでしょう。予約は2026年9月10日から開始され、発売は同年10月を予定しています。