鹿児島のスタートアップがGoogleのピッチイベントで成功を収める
鹿児島県、志布志市に拠点を置くスタートアップ「株式会社スタジオフィルス」が、Googleが主催する「Startup School Fukuoka 2025」のピッチイベントで「Pitch Winner」に選ばれました。このピッチイベントには全国から多くのスタートアップが参加しており、その中で高橋健太郎代表が選ばれるという素晴らしい成果を達成しました。
受賞の背景
受賞したことで、高橋は東京にあるGoogle Japan本社に招待され、最新のAI技術「Gemini API」を利用した開発プログラム『Gemini API Sprint』に参加する権利も獲得しています。このプログラムは、地方からの新しい挑戦や技術的革新を支援するものとして注目されています。
地域課題から生まれた「Patchsign」
「Patchsign」(パッチサイン)は、デジタルサイネージによって地域情報を簡単に発信できるサービスです。スマートフォンやパソコンから誰でも情報を入力し、特別な機器や技術的知識がなくても利用できるのが特徴です。現在、地域のイベント告知やタイムセール情報、学校からの連絡表示など、コミュニティの情報共有基盤として広く利用されています。
サイネージの民主化を目指す
Patchsignは、従来のデジタルサイネージにあった「一部の人だけが使える」という壁を打破し、誰でも「伝える側」になれる社会を目指しています。特に地方においては、情報を共有する手段が不足していることが多く、安価で使いやすい手段を提供することで、コミュニティの活性化に貢献しようとしています。
高橋代表のビジョン
「Patchsignが誕生したのは、鹿児島県の小さな街でした。まさかこの地から始まったサービスがGoogleに評価され、東京の本社に招かれるとは思ってもみませんでした。地方にいても、挑戦すれば世界へ届く時代であると心から感じています。Patchsignはただのデジタルサイネージではなく、想いを伝えるためのツールとしての発展を目指しています」と高橋代表は語ります。
今後の展開に向けて
今後は、Googleの「Gemini API」技術を活用し、AIによるコンテンツを自動生成する機能を搭載するなど、新たな開発に挑戦します。また、自治体や商店街、教育機関と連携を強化し、災害時にも対応できる地域に根ざした活用モデルの構築を目指しています。
イベント概要
- - 名称: Startup School Fukuoka 2025
- - 主催: Google
- - 日時: 2025年7月17日
- - 内容: 全国から選出されたスタートアップが参加し、Google関係者に向けてピッチを行う様子がありました。
- - 選出方式: Google審査員が「Pitch Winner」を選出
会社概要
- - 会社名: 株式会社スタジオフィルス
- - 所在地: 鹿児島県鹿児島市呉服町2-8
- - 代表者: 高橋健太郎
- - 事業内容: デジタルサイネージサービスの開発・提供
- - 会社HP: Patchsign公式サイト
お問い合わせ
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社スタジオフィルス
担当:高橋
TEL:050-8885-0575
Email:
[email protected]
Web:
Patchsign公式サイト