新型コロナ後遺症改善最新プログラムのご紹介

新たな社会復帰へ！コロナ後遺症治療最前線

新型コロナウイルスの影響は様々な形で私たちの生活に影響を与えています。その中でも、コロナ後遺症に悩む方々は少なくありません。特に、筋痛性脳脊髄炎や慢性疲労症候群（ME/CFS）、そしてブレインフォグに苦しむ患者様の社会復帰を助ける新たなプログラムが始まります。

コロナ後遺症に立ち向かう新プログラム

東京TMSクリニックでは、2020年9月より最新の治療法であるTMS治療を通じ、3500名以上の患者様をサポートしてきました。この度、新たに「コロナ後遺症社会復帰プログラム」が提供されることになりました。このプログラムは、TMS治療を受けた後に体力を回復し、社会復帰に向けたサポートを行うことを目的としています。

TMS治療の効果と限界

初期の治療成果は目覚ましく、倦怠感や疲労感、ブレインフォグといった症状が改善されました。しかし、治療を終えた後も、体力が不十分な状態で社会復帰を試みると、労作後倦怠感（PEM）や突如の倦怠感悪化が発生するという問題が浮上しました。

このような課題を解決するため、リハ医と理学療法士による個別のサポートが重要です。「コロナ後遺症社会復帰プログラム」では、患者様一人ひとりに合わせた体力づくりのコンサルティングを行い、日常生活における負荷の調整や、疲労対策についてのアドバイスも行います。

短期集中治療の可能性

東京TMSクリニックは、平日だけでなく土日も開院しており、労働や学業との両立を図りやすい環境を提供しています。短期集中治療の希望者には、オンライン相談も可能です。これにより、遠方の方々でもアクセスしやすく、不安を抱える方々に対してのサポートが可能となります。

倦怠感に対する新アプローチ

TMS治療は、従来のうつ病治療だけでなく、脳に関連する多くの問題に対しても効果を示しています。慢性炎症に挑むこの治療法は、脳内のミクログリアの活性化に注目し、倦怠感や疲労感の改善が期待されています。実際に治療を受けた患者様の中には、短期間で日常生活を取り戻したケースもいくつかあります。

実際の症例

20代の男性学生が、コロナ感染の影響で倦怠感や手足の痺れに悩まされ、大学病院での治療では改善が見られませんでした。しかし、東京TMSクリニックでのTMS治療を20回受けた結果、手足の痺れが改善し、日常生活に必要な活動を行うことができるようになりました。30回目の治療終了時には学校にも通学できるようになり、生活の質が大幅に向上しました。