TOPPANホールディングス、Cloudbase導入
2024-06-26 12:46:25

TOPPANホールディングス、クラウドセキュリティ強化! 日本発「Cloudbase」導入でセキュリティ対策精度向上

TOPPANホールディングス、クラウドセキュリティ強化!日本発「Cloudbase」導入でセキュリティ対策精度向上



印刷テクノロジーを基盤とした多岐にわたる事業展開を行うTOPPANホールディングス株式会社は、グループ全体のクラウドセキュリティ強化に向け、日本発のクラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を導入しました。

TOPPANホールディングスは、200社以上のグループ会社を抱え、ホールディングス体制に移行後、情報セキュリティ本部主導のもと、グループ全体のセキュリティガバナンス強化を進めています。エンドポイントセキュリティからメールセキュリティ、システムセキュリティ対策、可用性確保まで、様々なプロジェクトを推進しており、パブリッククラウドの積極的な活用もその一環です。

しかし、グループ全体でパブリッククラウドのセキュリティ対策に関する統一的なルールが存在せず、各事業、組織、グループ会社が独自のルールに依存していたため、セキュリティリスクの低減が課題となっていました。

この課題解決のため、TOPPANホールディングスは2年前からクラウドセキュリティポスチャーマネジメント(CPSM)導入を検討。運用面での懸念解消と、迅速な対応による信頼性の高さから「Cloudbase」の導入を決定しました。

「Cloudbase」導入による効果



「Cloudbase」導入により、TOPPANホールディングスは以下のような効果を実現しました。

セキュリティ対策精度の向上: アラート履歴を一元管理できるようになったことで、情報セキュリティ本部による横断的なセキュリティ管理が強化され、対策精度の向上が見られました。
ガバナンスの強化: 「Cloudbase」が提供するドキュメントやサポートにより、個々の運用者がセキュリティ課題を解決しやすくなり、全体運用の負荷が軽減されました。また、パブリッククラウドのリスク状況を可視化することで、ガバナンス強化を実現しました。

今後の展望



TOPPANホールディングスは、「Cloudbase」導入を通して、以下のような展望を描いています。

サイバーセキュリティレポートによる意識向上: 検知された設定ミスやリスク情報をグループ内に公開することで、クラウドセキュリティに対する意識向上とノウハウ蓄積を目指します。
グループ全体でのセキュリティルール策定: 関連部署と連携し、グループ全体で運用しやすいセキュリティルールを策定することで、パブリッククラウドの安全な利用を促進します。

「Cloudbase」とは?



「Cloudbase」は、AWS、Microsoft Azure、Google Cloudなど、主要なパブリッククラウドを利用する際に発生する設定ミスや脆弱性などのリスクを統合的に可視化し、対策項目の優先順位付けから実施・管理までを支援するセキュリティプラットフォームです。

「Cloudbase」の主な特徴

エージェントレススキャン: 既存環境への影響なしに、全社のクラウドリスクを可視化できます。
トリアージ: 膨大なリスクから、緊急度の高いリスクを優先的にアラート表示します。
日本語による充実した直し方ドキュメント: リスクへの対処方法を記したドキュメントを提供し、セキュリティ担当者の迅速な対応を支援します。
継続的な運用サポート: 説明会や定例会などを提供し、企業が全社でセキュリティ戦略を推進できるよう支援します。

まとめ



TOPPANホールディングスは、「Cloudbase」導入によって、グループ全体のクラウドセキュリティを強化し、事業の発展に貢献していくことを目指しています。今後、同社が「Cloudbase」を活用してどのようなセキュリティ対策を推進していくのか注目です。

TOPPANホールディングスの「Cloudbase」導入事例から考える、クラウドセキュリティの重要性



TOPPANホールディングスの「Cloudbase」導入事例は、企業がクラウドセキュリティ対策を強化していく上で、重要な示唆を与えてくれます。

まず、グループ全体でセキュリティ対策を統一的に実施することの重要性が浮き彫りになりました。TOPPANホールディングスのケースでは、各事業、組織、グループ会社が独自のルールでセキュリティ対策を行っていたために、全体的なリスク管理が難しく、セキュリティ対策の精度向上やガバナンス強化が課題となっていました。

この課題を解決するために、TOPPANホールディングスは「Cloudbase」を導入し、グループ全体のセキュリティ対策を統一的に管理できる体制を構築しました。

さらに、企業がクラウドセキュリティ対策を強化していくためには、単にツールを導入するだけでなく、継続的な運用サポートが不可欠であることも示唆されています。「Cloudbase」は、ツール導入だけでなく、説明会や定例会などの継続的なサポートを提供することで、企業がセキュリティ戦略を推進できるよう支援しています。

TOPPANホールディングスの事例は、クラウドセキュリティ対策を強化するためには、グループ全体の統一的な対策、継続的な運用サポート、そして、セキュリティ意識の向上という3つの要素が重要であることを示しています。

企業は、自社の規模や事業内容に合わせて、適切なセキュリティ対策を導入し、継続的に運用していくことが重要です。

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