新しい弔いの形「コハコ」
2025-09-01 12:06:31

故人との新たなコミュニケーションを実現するAI搭載仏壇「コハコ」

故人との新しい絆を築く「コハコ」



現代における生活様式は徐々に変わりつつあります。その中で、家庭から「仏間」が失われつつある現実を、私たちは直視しなければなりません。しかし、先祖や故人への敬意を持ち続ける気持ちは変わることなく、むしろそれは多くの人の心に根付いている普遍的な感情です。これを受けて、株式会社COHACOが開発した「コハコ」は、故人とのコミュニケーションを新しい形で実現するスマート仏壇です。

スマート仏壇「コハコ」の特徴



「コハコ」は、AIを搭載しており、故人との対話の新たな体験を提供します。例えば、仏前で故人の名前を呼ぶと、その遺影が自動で表示されたり、生前に伝えられた「タイムメッセージ」が指定した日時に再生されるなど、故人とのつながりを感じやすくしています。これにより、故人と心を通わせる新たな「祈り」の体験が広がるのです。

今年の9月10日と11日に開催される「エンディング産業展 2025」で、最新の「コハコ」モデルが初公開される予定です。業界の最前線を行くこの展示では、デジタル技術を駆使した葬祭トレンドが体感できる特設エリアが設けられています。

進化したデジタル仏壇



「コハコ」は、現代のライフスタイルにマッチするようデザインされ、どんなインテリアにも適合します。家庭の一角に自然に溶け込み、心を寄せるハコとして機能します。音声認識により、登録した故人を呼びかけると、記録された思い出の写真や動画が自動で表示され、故人を偲ぶ時間を持つことができます。加えて人感センサーによって、自動的に起動し、より自然な流れで故人との対話を促進します。

さらに、おりんの演奏によって祈りの時間がスタートする演出もあり、心を込めて偲ぶ大切な瞬間を優しく彩ります。また、故人にメッセージを残してもらう「タイムメッセージ」機能では、記念日や命日などに再生できる仕組みが整えられており、思い出を特別な瞬間に再体験できます。

未来の「コハコ」の可能性



「コハコ」は単なる仏壇として使うだけにとどまらず、グリーフケアに寄り添うメモリアルデバイスとしての役割も担っています。今後は、AI機能をさらに進化させ、故人との会話が可能なAIサービスとの連携も視野に入れています。さらには、故人の思い出を形にした「遺データ」の埋葬といった、新しい祈りと記憶を結びつけるサービスの提供も検討されています。

会社概要



COHACOは、「大切な人との想い出」を次世代に継承するために設立されたスタートアップ企業です。本社は東京都目黒区に位置し、2024年に設立されました。この「コハコ」の開発は、現代の人々が抱える祖先への思いを実現するための新たな挑戦となっています。

また、株式会社COHACOが「コハコ」の権利を譲渡したアルファクラブ武蔵野株式会社は、埼玉県を拠点に冠婚葬祭に関する総合サービスを展開し、地域社会に貢献しています。これからも、故人やその記憶を大切にしたいと願う全ての人々に寄り添う「コハコ」から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社COHACO
住所
電話番号

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